LoginSignup
7
4

More than 5 years have passed since last update.

Wolframコンファレンスで得たTips

Last updated at Posted at 2015-12-12

有休を利用してWolfram コンファレンス 2015 RIKENに行ってきました。

コンファレンスの内容は以下の4講演でした。

  • Wolfram言語を使ったデータサイエンスの実践
  • 宇宙物理学におけるMathematicaの活用事例 ~分子雲コアにおける化学反応と電離度計算~
  • 経済理論におけるシミュレーション分析
  • Mathematicaでルービックキューブ®の4次元版を作る

特に最初のウルフラムリサーチの方のご紹介からですが、有用な技術をいろいろ仕入れました。

Data Drop

新しくできたData Dropという仕組みで、開発者や一般ユーザーからデータを集めて、オンラインの専用データベース(Wolframサーバー)にデータをためて、ビッグデータ解析とかに活用できます。

コンファレンスでは参加者から「来春の開花予測日」と「為替レートの予想」をMathematicaでデプロイしたフォームで集め、相関性を求める、というストーリーをデモしてくれました。

FindFormula

Mathematica 10.3の新関数FindFormulaで様々なタイプな関数に近似ができます。

返ってくる関数がとんちんかんなこともあるみたいですが、「Sinを含む関数で近似」みたいな指定ができるのがすごいです。

機械学習

値を予測する

Predictで未知のデータに対する出力を予測できます。

trainingset = {1 -> 1.3, 2 -> 2.4, 3 -> 6.4, 4 -> 10.1};
p = Predict[trainingset]
p[1.5]

Image Identification Project

画像を解析するプロジェクト。

The Wolfram Language Image Identification Project

NotablePerson

Classify["NotablePerson", (顔画像)]

で似てる有名人を返してくれるそうです。(未体験)

@wolframtap

@woflramtapというTwitterアカウントに投げると描画して返してくれるという面白いサービス。

昨日の星形もこの通り。(140文字制限のためショートバージョン)

7
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
4