20160801
Windows10 上。
つっても、WSL の上の Anaconda
上にだけど。
GMT
とは、地図描画コマンドで、グラフも描けたりするソフト。
- WSL の有効化
- Anaconda のインストール
- GMT4.5
- GMT5
1. WSL の有効化
Windows Subsystem for Linux
windows 10 のみ
- 設定アプリ => 更新とセキュリティ => 開発者向け => 開発者モード選択
- 再起動後、プログラムと機能(スタートボタン右クリック)からWindowsの機能の有効化または無効化 => Windows Subsystem for Linux を有効に
- 必要に応じて再起動後
cmd.exe
上でbash
と打ち、ユーザー名とパスワードを設定
最初にごにょごにょ
$ sudo vi /etc/hosts
二行目に
127.0.1.1 YOURHOSTNAME
を追加
$ sudo apt-get install build-essential gfortran
$ sudo apt-get install ghostscript
でコンパイラなどをインストール。
ghostscript
に関しては、gmt
で要求されることから
2. Anaconda のインストール
から、Linux 用の Anaconda3-4.X.X-Linux-x86_64.sh
をダウンロード
$ bash ./Anaconda3-4.1.1-Linux-x86_64.sh
を実行すると、通常 ${HOME}/anaconda3
にインストールされる。
- 質問には yes でよい
- PATH はインストーラーの指示に従ってもいいし、自身で登録してもいい。
新規環境構築
$ conda create -n gmt4 anaconda # 環境作成
$ conda create -n gmt5 anaconda # 環境作成
$ source activate gmt5 # 環境呼び出し
libcom_err.so.3
GMT5のインストール時のみ
-
gmt5
のmake all
実行時に以下のエラーが起こるため
/usr/bin/ld: warning: libcom_err.so.3, needed by ${HOME}/anaconda3/env/gmt5/lib/libgdal.so, not found (try using -rpath or -rpath-link)
libcom_err.so*
を探して、シンボリックリンクを貼れば動きます。
$ cd ${HOME}/anaconda3/env/gmt5/lib
$ ln -s /lib/x86_64-linux-gnu/libcom_err.so.2.1 libcom_err.so.3
環境ごとに違うので、/lib
, /usr/lib
, /lib64
, /usr/lib64
などに当たりをつけて探す必要あり。
GMT 用最低限のライブラリ・コマンドインストール
netcdf4
などは、デフォルトで入っています1。
$ conda install -c menpo fftw # GMT 用のライブラリ等のインストール
$ conda install gdal libgdal=2.0.0=0 # 〃
$ conda install cmake # GMT5 を入れるつもりなら。
-
libgdal
のバージョンが2.0.0-1
からは、コマンドによってはコンフリクトを生じさせるため、あらかじめダウングレード。
-
【2019/05/24 追記】バージョンが違うAnacondaでは入ってない場合もあるみたいなので、その時は、conda install netcdf4 する。 ↩