WP REST API V2 で独自のエンドポイントを追加する #WordPress

WordPressでもREST APIがプラグインで提供され、かつ、独自エンドポイントも作れるようになっていました。実装方法や説明は、色んな方がまとめてくれているので、そちらを見た方が早いです。（他力本願）
ただし、参考先のソースだと一部動かなかった部分などあったので、そこだけ補足しておきます。

参考URL

まずは公式
http://v2.wp-api.org/

WP REST API V2にてカスタムエンドポイントを追加するまとめ
http://kayakuguri.github.io/blog/2016/07/12/wp-rest-api-custom-endpoint/

WP REST API のドキュメントの認証ページの翻訳
http://nskw-style.com/2016/wordpress/wp-api/auth.html

WP REST APIを利用したNodeJSのWebアプリを死ぬ思いで作る
http://takahashifumiki.com/web/programing/3683/

注意事項

ここからが本題。

API側

ステータスとかは、WP_REST_Responseクラスを使うと返せるようです。ただし、参考ソースは公式ドキュメントを見るようにしましょう。

公式ドキュメント
http://v2.wp-api.org/extending/adding/

my_api_sample.php

// return a response or error based on some conditional
if ( 1 == 1 ) {
    return new WP_REST_Response( $data, 200 );
}else{
    return new WP_Error( 'code', __( 'message', 'text-domain' ) );
}

JS側

オレオレエンドポイントへのアクセス方法については、公式ドキュメントには何も言及が無いように見えます。（私が見落としているだけかもなので、知っていたら教えてください）

有志の方の説明を見ると、WP_API_Settings を使うようサンプルソースが多いのですが、動かないのでおかしいと思ってソースを確認したら、wpApiSettingsに名称が変わっていました。そこだけ注意しましょう。

my_script_sample.js

$.ajax({
    url       : wpApiSettings.root + 'wp/v2/users/me',
    method    : 'GET',
    beforeSend: function (xhr) {
        xhr.setRequestHeader('X-WP-Nonce', wpApiSettings.nonce);
    }
}).done(function (response) {
    console.log(response);
});

おまけ

http://v2.wp-api.org/extending/javascript-client/
公式ドキュメントにそのまんま書いてありますが、JSからAPIアクセスするには、wp-apiスクリプトをEnqueueしてあげる必要があります。

functions.php

// (1)直接enqueueする
wp_enqueue_script( 'wp-api' );

と直接やるか、または

functions.php

// (2)アクセス処理をしているJSファイルのenqueue時に依存関係にwp-apiを指定
wp_enqueue_script( 'my_script', 'path/to/my/script', array( 'wp-api' ) );

このように、依存指定のところ（arrayで指定している箇所）にwp-apiを指定すれば、(1)を記述する必要はないです。