概要
gitのバージョンが1.7.10以降ならば、.gitconfig
内で他のファイルをinclude
できます。
ドットファイルを公開リポジトリで管理していても、社内プロキシ情報などだけはinclude
先のファイルに記載しておくことで非公開にしておくことが可能です。
include
で指定したファイルがなくてもC1083 error when it can't find a file.
なんてエラーはおきませんよ。
はじめに
以下のような記事を書きました。
homeshickとgit submoduleコマンドでプラグインも含めたドットファイルを全て管理する
http://qiita.com/budougumi0617/items/07cd145af12c65dbe77c
でも、うちの会社proxy設定が必要なんです。.gitconfig
に認証情報書いているんで公開できません。
でもgitならば解決できます!!!!
.gitconfig
でinclude
して認証情報は公開しない
もう概要でほぼ全て書いてしまったので、具体的なファイルの書き方だけです。
GitHubに公開してもよい.gitconfig
ファイル
[include]
path = .gitconfig.local
[user]
name = budougumi0617
email = ないしょ@gmail.com
[color]
ui = auto
[alias]
br = branch
co = checkout
ci = commit
st = status
graph = log --graph --date-order -C -M --pretty=format:\"<%h> %ad [%an] %Cgreen%d%Creset %s\" --all --date=short
list = log --pretty=format:\"<%h> %ad [%an] %Cgreen%d%Creset %s\" --date=short
df = diff
[core]
autoCRLF = false
[push]
default = matching
GitHubに公開してはいけない.gitconfig.local
ファイル
[http]
proxy = http://foo:bar@proxy.example.com:8080
[https]
proxy = http://foo:bar@proxy.example.com:8080
相対パスなので上記の記載の場合は$HOME
に以下のように設置してあればよいでしょう。
$ ls -a ~/.git*
/Users/budougumi0617/.gitconfig /Users/budougumi0617/.gitignore_global
/Users/budougumi0617/.gitconfig.local
最後に
gitのバージョンが1.7.10未満だった場合はどんまいです!