LoginSignup
21
23

More than 5 years have passed since last update.

HTMLの学習【新人エンジニア:未経験者向け】

Last updated at Posted at 2016-04-19

HTMLの学習

・PCのテキストエディタを使います。
メモ帳でも、フリーのアプリでもなんでもいいです。自分の好きなエディタを準備して、
ファイルを作成しましょう。

・一旦、ファイル名は「index.html」と名前を付けてPCのどこかに
保存してください。デスクトップとかでもかまいません。

・再度、index.htmlをテキストエディタで開きます。
その中に、HTMLの土台となるタグを書いていきます。

・タグは全て半角で記述します。

index.html
  <html>
    <head>
    </head>
    <body>
    </body>
  </html>

・上を書いた状態で、index.htmlをダブルクリックしても特にブラウザには
何も表示されないかと思います。

・ここから、タイトルを付けてあげてください

index.html
  <html>
    <head>
      <title>HTMLの学習中</title>
    </head>
    <body>
    </body>
  </html>

・そうです。画面は真っ白のままです。ごめんなさい。けど、ブラウザのタブのところに
「HTMLの学習中」って見えてませんか?

・では、次に「文字コードの指定」を行います。
HTMLでは、meta要素というのがあります。
これは、「ブラウザ画面には表示されない文書情報を記述するための要素」という役割を果たします。

その要素に文字コードを指定します。

index.html
  <html>
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
      <title>HTMLの学習中</title>
    </head>
    <body>
    </body>
  </html>

・では、もう一度index.htmlをブラウザで表示してみましょう。
・・・・あれ、タイトルの「学習中」あたりが変な状態になっていませんか??
(Windowsでやってます。macはゴメンナサイ未検証です)

・これが文字コードの変化による「文字化け」です。

・元々、Windowsの標準文字コードとなっている「Shift-JIS」で作成していたHTMLファイルを、
HTML内の文字コードを変更したため、このような状態になります。

・では、修正しましょう。
テキストエディタでHTMLファイルを開き、「UTF-8」で開いた状態で再度
titleタグのところを「HTMLの学習中」として修正し、UTF-8で保存してください。

・そして、再度index.htmlファイルを表示すると、
正常に表示されるはずです。

html001.JPG
こんな感じです。

では、今度は本文の中に文章を作成してみましょう。

index.html
  <html>
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
      <title>HTMLの学習中</title>
    </head>
    <body>
      Hello! HTMLWorld!
    </body>
  </html>

ブラウザでの表示を確認してください。

次に、複数行の文章を書いてみましょう。

index.html
  <html>
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
      <title>HTMLの学習中</title>
    </head>
    <body>
      Hello! HTMLWorld!<br>
      こんにちは!HTMLの世界!
    </body>
  </html>


というタグを用いて複数行を表示しました。
brタグとは、改行(break)タグになります。タグが挿入されている位置で改行します。
brタグは行末に書く方が多いと思います。

別の考え方で複数行を表示する

index.html
  <html>
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
      <title>HTMLの学習中</title>
    </head>
    <body>
      <h1>Hello! HTMLWorld!</h1>
      <p>こんにちは!HTMLの世界!</p>
    </body>
  </html>

hタグはh1~h6まであり、これらは見出し(heading)タグとなります。
h1が一番上位の見出しとなり、h6が一番下位の見出しとなります。

pタグは段落(paragraph)であることを表します。

■CSSを使ってみよう
HTMLは本来デザインを作ってくれません。
デザインを作る場合はCSSが活躍してくれます。

CSSとは・・・(Wikiより)
Cascading Style Sheet(カスケーディング・スタイル・シート)の略です。
HTMLの要素をどのように修飾(表示)するかを指示する仕様の一つ。
とあります。

では、さっそくCSSの簡単な指定を行ってみましょう。
まずは、head内にCSSを記述するためのスペース確保から始めます。

index.html
  <html>
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
      <title>HTMLの学習中</title>
      <style type="text/css"></style> ←これ追加
    </head>
    <body>
      <h1>Hello! HTMLWorld!</h1>
      <p>こんにちは!HTMLの世界!</p>
    </body>
  </html>

で、このスペースの中に「このタグに対して、こうやります」という事を書いてみます。

index.html
  <html>
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
      <title>HTMLの学習中</title>
      <style type="text/css">
        h1 {color:red;} ←これ追加
      </style>
    </head>
    <body>
      <h1>Hello! HTMLWorld!</h1>
      <p>こんにちは!HTMLの世界!</p>
    </body>
  </html>

そうすると、h1タグで記載されている文章の文字色が、赤く変わりました。
これがCSSを用いたデザインの変更の考え方になります。

上で段落(pタグ)は記述してみましたので、
次に、「リスト形式」を記載してみましょう。

index.html
  <html>
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
      <title>HTMLの学習中</title>
      <style type="text/css">
        h1 {color:red;} ←これ追加
      </style>
    </head>
    <body>
      <h1>Hello! HTMLWorld!</h1>
      <p>こんにちは!HTMLの世界!</p>
      <ul>
        <li>この世界は素晴らしい世界だ</li>
        <li>この世界に生まれてきてよかった</li>        
      </ul>
    </body>
  </html>

なんか2つくらいタグが出てきました。
まず、「ul」タグについて。これはリストに順序を付けない場合に利用します。
(黒い丸でリストを並べる)
そのulタグの中に、それぞれリスト行として記載する内容を「li」タグで指定します。

リストに順序を付けたい場合、olタグを使うことによって、上から順番に
1から番号の割り当てが自動で行われます。

index.html
  <html>
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
      <title>HTMLの学習中</title>
      <style type="text/css">
        h1 {color:red;} ←これ追加
      </style>
    </head>
    <body>
      <h1>Hello! HTMLWorld!</h1>
      <p>こんにちは!HTMLの世界!</p>
      <ul>
        <li>この世界は素晴らしい世界だ</li>
        <li>この世界に生まれてきてよかった</li>        
      </ul>
      <ol>
        <li>これは最初のリストとして。</li>
        <li>このは次のリストとして。</li>        
      </ol>
    </body>
  </html>

では、最後にリンクを作ってみましょうか。
リンクは「a」タグを利用します。

index.html
  <html>
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
      <title>HTMLの学習中</title>
      <style type="text/css">
        h1 {color:red;} ←これ追加
      </style>
    </head>
    <body>
      <h1>Hello! HTMLWorld!</h1>
      <p>こんにちは!HTMLの世界!</p>
      <ul>
        <li>この世界は素晴らしい世界だ</li>
        <li>この世界に生まれてきてよかった</li>        
      </ul>
      <ol>
        <li>これは最初のリストとして。</li>
        <li>このは次のリストとして。</li>        
      </ol>
      <a href="https://www.i2c.jp/study/">クリックするな</a>
    </body>
  </html>

リンクの開き方は主に2種類あります。
今表示している画面からリンク先にジャンプする挙動と、
別タブを開いてリンク先を表示する方法です。

index.html
  <html>
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
      <title>HTMLの学習中</title>
      <style type="text/css">
        h1 {color:red;} ←これ追加
      </style>
    </head>
    <body>
      <h1>Hello! HTMLWorld!</h1>
      <p>こんにちは!HTMLの世界!</p>
      <ul>
        <li>この世界は素晴らしい世界だ</li>
        <li>この世界に生まれてきてよかった</li>        
      </ul>
      <ol>
        <li>これは最初のリストとして。</li>
        <li>このは次のリストとして。</li>        
      </ol>
      <a href="https://www.i2c.jp/study/">クリックするな</a>
      <a href="https://twitter.com/i2c_jp" target="_blank">クリックするなよー</a>
    </body>
  </html>

・・・・
ここまで、実はとても大事なことを黙ってていました。
実は、このHTML文書は「種類」が宣言されていないのです。
「種類」?

たとえば、仮にqiitaのサイトを見てみましょう。
サイトを開いて、画面で右クリック→ページのソースを表示、とすると、
その画面のHTMLが見えます。
その一番先頭を見てください。

「<!DOCTYPE html>」こんなんありませんか?
そうです。これがHTMLの「種類」を表す、「DOCTYPE宣言」という
ものになります。
つまり、このHTML文書が「HTML5ですよ」ということを表すには、
この「DOCTYPE宣言」が欠かせないのです。

書いていなくても表示はできますが、表示がブラウザの「互換モード」というものに
なってしまい、正しく表示されない可能性が多くなります。
ですので、必ず宣言しておきましょう。

ちなみに、上の「<!DOCTYPE html>」はHTML5としての宣言形式です。
HTML5が出る前はまた違った書き方になっていました。
今回は深く掘り下げませんが、古いHTML文書などを見ると宣言の種類が違いますので、
一度検索してみてください。

では、DOCTYPE宣言をつけておきましょう。

index.html
  <!DOCTYPE html>
  <html>
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
      <title>HTMLの学習中</title>
      <style type="text/css">
        h1 {color:red;} ←これ追加
      </style>
    </head>
    <body>
      <h1>Hello! HTMLWorld!</h1>
      <p>こんにちは!HTMLの世界!</p>
      <ul>
        <li>この世界は素晴らしい世界だ</li>
        <li>この世界に生まれてきてよかった</li>        
      </ul>
      <ol>
        <li>これは最初のリストとして。</li>
        <li>このは次のリストとして。</li>        
      </ol>
      <a href="https://www.i2c.jp/study/">クリックするな</a>
      <a href="https://twitter.com/i2c_jp" target="_blank">クリックするなよー</a>
    </body>
  </html>

最終的に表示されるHTML文書はこんな感じになります。
(なかなかのダサさですが)

html2.JPG

HTMLの超基礎講座、一旦ここまでにします。
【2016/08/20更新】

21
23
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
21
23