#はじめに
Emacsの日本語入力にMozcを用いる方法がある。筆者はSKKからの乗り換え組である。ブログに書くまでもないので備忘録的にまとめる。
今後、詳しい仕様についてまとめる機会があるかもしれない。
#インストール&設定
以下のリンクを参考に。検索すればもっと出てくるだろう。
- Macユーザならば
- Mozcをモードレス化する「ac-mozc.el」をMacで動かす ただしac-mozcまでは必要ない。
- MacのEmacsでmozc.elを使う (Mozcのビルド)
- Yosemite で Mozc をビルド。当然 Emacs から使う 筆者はこの手順でインストールした。
- Ubuntuユーザならば → EmacsでMozcを使うための設定
- Windowsユーザならば → emacs-mozc を動かすための設定(emacs 設定編)
関連パッケージ
mozc-popup
デフォルトでは変換候補をoverlayで表示させる方法とミニバッファで表示させる方法を選択可能である。
一方、popupパッケージを援用して変換候補を表示させる方法もあり、それがmozc-popupである。MELPAからインストール可能。
https://github.com/d5884/mozc-popup
以下を設定ファイルに追記する。
(require 'mozc-popup)
(setq mozc-candidate-style 'popup) ; select popup style.
mozc-el-extensions
以下のURLから。
https://github.com/iRi-E/mozc-el-extensions
提供されるのは3種類:
- mozc-isearch → isearch中でもmozcが利用可能
- mozc-mode-line-indicator → mozcの現在の入力モードをモードラインに反映
- mozc-cursor-color → mozcの入力モードに応じたカーソル色を設定可能