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Bluemix:クラウドDBへのデータ移行サービス「Lift」を触ってみた

Last updated at Posted at 2016-10-04

また新しいサービスが増えていたので、試してみました。DBデータを移行するためのサービスとして「Lift」がリリース。Asperaの技術を使っているそうで。
ざっくり何をしてくれそうかというと、オンプレ(ローカル)にあるデータをBluemixのクラウドDBに移行するときに使うサービス のようです。

スクリーンショット 2016-10-03 21.35.04.png

ちょっと色々設定が多岐にわたるので、長い記事になってしまいましたが、一通りの手順は紹介できているかと思います。詳細のログの見方とかは後日・・・。

とりあえずサービスを自分の環境に作ってみる

いつも通り、数クリックでサービスをデプロイ。
スクリーンショット 2016-10-03 21.35.23.png

しばらくするとダッシュボードに追加されている「Lift」のアイコンをクリックすると、以下のような画面に飛ぶので、Launch。
スクリーンショット 2016-10-03 21.41.25.png

これは・・・どっかで見たことあるデザインにそっくりですね。。
スクリーンショット 2016-10-03 21.42.21.png

手順的には3つ

1. データ元/格納先のデータソース(DB)定義 を設定
2. データ移行ジョブの定義 をする
3.ジョブ実行!

1. データソース(DB)定義

データ元:CSVか、DB2か、PureData for Analytics
格納先:dashDB か DB2 on Cloud

スクリーンショット 2016-10-03 21.47.17.png

たぶんこれからどんどん増えていくのかな?

データ元の定義

ツールをインストールするみたい。Slingshot、英語で「ゴムぱちんこ」の意味。ゼ●ダの伝説をやりたくなってしまう。。
スクリーンショット 2016-10-03 21.56.42.png

本題はこちら。
スクリーンショット 2016-10-03 21.58.56.png

Step1
●SecureGatewayをインストールします。
 bluemixからオンプレ環境にセキュアに接続するためのツールです
 (これはちょっと後日詳細を書きます・・・別のサービスでもよく使われているので結構便利)。
●SecureGatewayを設定したマシンIPを上記キャプチャのstep1のところの「Host or IP Address」に記載します。

Step2
●ツールのダウンロード
 ピンクの円形のアイコンで、自分の環境のOSを選択し、ダウンロードします。
 今回はMacでやってますので、Macをダウンロード&解凍。普通にappが出てきます。
スクリーンショット 2016-10-03 22.01.31.png

●インストーラが起動します。次に進める。
●途中、security tokenの入力を求められます。
 WEBの画面に書いてあったもの(キャプチャでは黒で塗りつぶしてます)を入力!
スクリーンショット 2016-10-03 22.06.00.png

で、完了です。

Step3
●Step2でインストールしたツールを起動。
大文字小文字の区別がしっかりされますので注意です!ここでハマって、後から2時間くらいロスりました・・

$ mkdir ~/lift_data/スキーマ名
$ cd /Applications/IBM\ Bluemix\ Lift\ Slingshot/bin
$ ./slingshot.sh newdiskfolder ~/lift_data/
$ ./slingshot.sh start
A running IBM Bluemix Lift Slingshot instance for installation "/Applications/IBM Bluemix Lift Slingshot" was found.
Please run "slingshot.sh stop" to stop the instance before attempting to start again.

●WEBブラウザに戻り、
 右上のCreate Sourceをクリックして、SecureGateway等設定してあげて、完了!
スクリーンショット 2016-10-03 22.23.13.png

データ格納先の定義

これはdataworksで見たこと有るUIそのままですね。というわけでそのまま記入。
スクリーンショット 2016-10-03 21.52.29.png

2. データ移行ジョブの定義

ジョブの名前をつけてあげたら、右下のピンクの文字をクリックして次に進みます。
スクリーンショット 2016-10-03 22.53.05.png

CSVを読み込む

前述のstep3がうまくできてないと、ここでコケます!
ドリルダウンしていって、フォルダを指定していきます。できたら「Continue」をクリック。
スクリーンショット 2016-10-03 23.07.51.png

ちなみに読み込ませるローカルのフォルダ/ファイル構成はこんなかんじです。先ほど作ったlift_dataの中身です。
スクリーンショット 2016-10-04 20.23.13.png

ターゲットDBを選択

DDLを自分で読み込ませるか、既存テーブルに突っ込むかを選べます。
今回は、DDLを読み込ませます。

スクリーンショット 2016-10-03 23.09.16.png

ファイルの中身の仕様を定義

タブ区切りとか、日付のフォーマット等々を設定します。
スクリーンショット 2016-10-03 23.10.06.png

先ほどのDDLをアップロード(Browseをクリックしてファイルを選択すればOK)
今回は内容こんなかんじ。ここでも大文字小文字を見ているので注意です

ddl.ddl
CREATE TABLE SCHEMAの名前.SAMPLETABLE (COL1 INT, COL2 VARCHAR(30));

スクリーンショット 2016-10-03 23.13.07.png

3.ジョブ実行!

やっとここまで来ました。
まあ自分でプログラム組むよりかは、、、後々のこと考えてもラクかなとは思います、Runをクリック!
スクリーンショット 2016-10-03 23.13.28.png

実行の様子はこんなかんじで見れます。
スクリーンショット 2016-10-04 8.17.35.png

終わったらdashDB側で確認。

スクリーンショット 2016-10-04 8.18.08.png

おわり!

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