CentOSにRailsの環境を構築したので,そのメモです.zshを使っています.
- ruby
- 本体.デフォだと1.8とか(古い)
- rbenv
- rubyのバージョンを管理してくれる
- gem
- rubyのライブラリを管理してくれる
- npm
- node.jsのパッケージを管理してくれる
#とりあえずダウンロードするもの
$ sudo yum install zlib zlib-devel openssl-devel sqlite-devel gcc-c++ glibc-headers libyaml-devel readline readline-devel zlib-devel
#rbenvインストール
gitからrbenv関連をcloneする
$ git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
$ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
.zshrcに以下を追加
export PATH=$HOME/.rbenv/bin:$PATH
eval "$(rbenv init - zsh)"
.zshrcを再読み込み
$ source .zshrc
念のためバージョン確認
$ rbenv -v
rbenv 0.4.0-98-g13a474c
#Rubyのアップデート
インストールできる一覧を出す
$ rbenv install --list
2.1.3が安定版との事なので,これをインストールします
$ rbenv install 2.1.3
再読み込み
$ rbenv rehash
インストールされてるバージョンを表示.なんか選択されてるのに*とかついてるはず.
$ rbenv version
環境全体で使うRubyのバージョンを指定する.
細かく設定する事もできますが,めんどうなのでglobalで
$ rbenv global 2.1.3
バージョンが選択されたか確認
$ rbenv version
2.1.3 (set by /home/****/.rbenv/version)
$ ruby -v
ruby 2.1.3p242 (2014-09-19 revision 47630) [x86_64-linux]
これでRubyは入りました.
新しいバージョンが出た時にはrbenvで新しいのに切り替えれば良いので,
とても便利みたいです.
#gemをインストール,アップデート
いろいろライブラリがあるので,それを入れるマネージャです.
確か,デフォルトでも入ってたような気がしなくもないけど,新しバージョンにする為にも
アップデートもします.
$ sudo yum install gem
$ sudo gem install rubygems-update
$ sudo update_rubygems
年の為,gemのバージョンを確認
$ gem -v
2.2.2
#JavaScriptのランタイムのインストール
Ruby on RailsではJavaScriptのランタイムが必要なようです.
幾つかあるようですが,流行ってるらしいnode.jsをインストールします
npmはnode.jsのパッケージを管理するやつらしいです.
$ yum install nodejs npm –enablerepo=epel
#Ruby on Railsのインストール
$ gem install rails
バージョンの確認
$ rails -v
Rails 4.1.6
これでRailsの環境は入ったはずです.
あとはポートの設定とかちょっとすれば良いのかな
#「このウェブページにアクセスできません」の解決
デフォルトでは3000番ポートが指定されています.
自分のVPSのiptablesでちゃんと設定されて,反映されているのかを確認.
別のportから接続する場合にはとりあえず
$ rails s -p ****
みたいな感じで設定したport番号を指定してやれば良いです.
また,selinuxが悪さをする場合もあるっぽい?(ConoHaはデフォルトでDISABLEDになってる気がするから気にしなくて良い?)
そもそも自分の繋がってるネットはポートを使わせてくれてる????
(僕は,学内のネットが22と80くらいしか許してなくて,これで躓いてました)
VPSとかrailsの設定だけでなく,そもそもの自分のネット環境で躓く事もある.
#terminalでのホスト名を変更する
デフォルトだとConoHaのプロンプトには
ayihis@v1XX-X-XXX-XXX.XXXX.static.cnode.jp
みたいに表示されます.
これを例えば"ConoHa"に変更するには
$ sudo hostname ConoHa
とします
#その他
##Ubuntu14.10に入れるとき
rbenv install 2.*.*みたいにやる前に
$ sudo apt-get install libssl-dev
これを入れとかないと
BUILD FAILED (Ubuntu 14.10 using ruby-build 20141028-5-gd22a320)
Inspect or clean up the working tree at /tmp/ruby-build.20141104132027.14612
Results logged to /tmp/ruby-build.20141104132027.14612.log
みたいな感じでビルド失敗しました.入れましょう