Processingでのデバッグ環境のまとめ
デバック環境
- text() 位置指定がめんどくさい、ウィンドウ上に不要な文字を表示する必要あり。
- print(), println() コンソールに出力する
- デバッガを使う PDE Xなど 補完・デバッグ機能搭載!Processingの新モード「PDE X」使い方ガイド : だらっと学習帳 http://blog.livedoor.jp/reona396/archives/54621615.html
デバッグモード
インストール、使い方
インストールや、使い方は、以下を参照
- 補完・デバッグ機能搭載!Processingの新モード「PDE X」使い方ガイド : だらっと学習帳 http://blog.livedoor.jp/reona396/archives/54621615.html
- Processingのデバッグモード使い方ガイド/Experimentalモード・PDE Xモード対応 : だらっと学習帳 http://blog.livedoor.jp/reona396/archives/54622443.html
こんなときに便利
- 問題がありそうな処理のところで処理を止めて動きを確かめたい。
- 変数の値の変化を確認したいが、printlnを書くのが面倒。
- 少しずつ動かしながら、動作を確認したい。
デバックモードの機能を使うと、こんな事ができます。
- 動きを確認したい処理のあたりにブレークポイントを設定し、実行。
- ステップ実行しながら、インスペクターで変数を確認しながら、期待の処理が行われている確認。
デバッグモードを使う場合
- ステップ実行:プログラムを1ステップ毎に実行できる機能
- stepボタンを押すと、1ステップ毎に実行。(左端に現在の実行行にマークがつく)
- ブレークポイント:実行を停止したい行を設定できる機能
- ブレークポイントの設定:設定したい行にカーソルを合わせて、Toggle Breakpointボタンを押す(または、メニューから選択)
- Runボタンを押すと、ブレークポイントを設定した行でプログラムが一時停止する。
- インスペクター:変数名、値を確認できる機能
- Variable Inspectorボタンを押す(または、メニューから選択)
- 変数名と値を確認できる
- 変数名をダブルクリックすると変数の値を変更できる
デバッグモードのデモ
ブレークポイント、インスペクター、ステップ実行を確認できるデモを用意しました。
- 次の場所からサンプルプログラムを入手する。 sample program for Processing Debugger https://gist.github.com/ayaniimi213/7f6334ef337a167cf02a
- 右上のJavaをPDE X(または、Experimental)に変更し、デバッグモードに変更する。
- Debug Toolbarの表示する。 for (int i=0; i<10; i++) {の行にToggle Breakpointボタンによりブレークポイントを設置する。
- Runボタンを押してプログラムを実行する。(ブレークポイントまで動いて停止するはず。)
- Variable Inspectorを表示
- Stepボタンにより、1ステップ毎に実行 Variable Inspectorを見ながら、各変数の動きを確認する。
デバッグモードがおかしくなったり、起動しなくなったら
以下の作業を行うことで、Processingをデバッグモードをインストールする前の状態に戻せます。
- Processingを終了する。
- タスクマネージャーを起動してプロセスのjavaw.exeやjava.exeをkillする。(Windowsの場合)
- 書類>Processing>modesの中身を空にする。
新しいバージョンの方が安定していることもあるので、Processingをバージョンアップしてみるのも手だと思います。