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Processingのデバッグ環境

Last updated at Posted at 2014-04-25

Processingでのデバッグ環境のまとめ

デバック環境

  • text() 位置指定がめんどくさい、ウィンドウ上に不要な文字を表示する必要あり。
  • print(), println() コンソールに出力する
  • デバッガを使う PDE Xなど 補完・デバッグ機能搭載!Processingの新モード「PDE X」使い方ガイド : だらっと学習帳 http://blog.livedoor.jp/reona396/archives/54621615.html

デバッグモード

インストール、使い方

インストールや、使い方は、以下を参照
- 補完・デバッグ機能搭載!Processingの新モード「PDE X」使い方ガイド : だらっと学習帳 http://blog.livedoor.jp/reona396/archives/54621615.html
- Processingのデバッグモード使い方ガイド/Experimentalモード・PDE Xモード対応 : だらっと学習帳 http://blog.livedoor.jp/reona396/archives/54622443.html

こんなときに便利

  • 問題がありそうな処理のところで処理を止めて動きを確かめたい。
  • 変数の値の変化を確認したいが、printlnを書くのが面倒。
  • 少しずつ動かしながら、動作を確認したい。

デバックモードの機能を使うと、こんな事ができます。

  • 動きを確認したい処理のあたりにブレークポイントを設定し、実行。
  • ステップ実行しながら、インスペクターで変数を確認しながら、期待の処理が行われている確認。

デバッグモードを使う場合

  • ステップ実行:プログラムを1ステップ毎に実行できる機能
    • stepボタンを押すと、1ステップ毎に実行。(左端に現在の実行行にマークがつく)
  • ブレークポイント:実行を停止したい行を設定できる機能
    • ブレークポイントの設定:設定したい行にカーソルを合わせて、Toggle Breakpointボタンを押す(または、メニューから選択)
    • Runボタンを押すと、ブレークポイントを設定した行でプログラムが一時停止する。
  • インスペクター:変数名、値を確認できる機能
    • Variable Inspectorボタンを押す(または、メニューから選択)
    • 変数名と値を確認できる
    • 変数名をダブルクリックすると変数の値を変更できる

デバッグモードのデモ

ブレークポイント、インスペクター、ステップ実行を確認できるデモを用意しました。

  1. 次の場所からサンプルプログラムを入手する。 sample program for Processing Debugger https://gist.github.com/ayaniimi213/7f6334ef337a167cf02a
  2. 右上のJavaをPDE X(または、Experimental)に変更し、デバッグモードに変更する。
  3. Debug Toolbarの表示する。 for (int i=0; i<10; i++) {の行にToggle Breakpointボタンによりブレークポイントを設置する。
  4. Runボタンを押してプログラムを実行する。(ブレークポイントまで動いて停止するはず。)
  5. Variable Inspectorを表示
  6. Stepボタンにより、1ステップ毎に実行 Variable Inspectorを見ながら、各変数の動きを確認する。

デバッグモードがおかしくなったり、起動しなくなったら

以下の作業を行うことで、Processingをデバッグモードをインストールする前の状態に戻せます。

  • Processingを終了する。
  • タスクマネージャーを起動してプロセスのjavaw.exeやjava.exeをkillする。(Windowsの場合)
  • 書類>Processing>modesの中身を空にする。

新しいバージョンの方が安定していることもあるので、Processingをバージョンアップしてみるのも手だと思います。

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