PupSQLiteでSQLの実行時間の確認方法

コンソール版SQLiteでは.timer onのオプションにより実行時間が計測できますが、PupSQLiteでは実行結果のテーブルしか表示できないようでした。とりあえず、ストップウォッチを使って目視で計測することもできますが、計測したいSQLの前後に現在時刻を表示するSQLを埋め込む方法を以下に示します。

• 実行時間計測結果をためるテーブルtimerを作成。
  sql
CREATE TABLE timer (log_time text);


• 計測したいSQLの前後に現在の時刻をテーブルtimerに格納する。（トランザクション開始と確定のSQLでくくっておく。）

 BEGIN;
 INSERT INTO timer SELECT STRFTIME("%Y-%m-%d %H:%M:%f START", "now", "localtime");
 SELECT recipe_all."recipeID", recipe_all."recipeTitle", recipe_material."materialName", recipe_material.volume FROM recipe_all INNER JOIN recipe_material USING ("recipeID") where "Mcategory" = 'パスタ';
 INSERT INTO timer SELECT STRFTIME("%Y-%m-%d %H:%M:%f END", "now", "localtime");
 COMMIT;

• 記録した実行時間計測結果を確認。（最後に実行したSQLのトランザクション開始と確定時刻を確認するため、最新の2件のみ表示。）

 SELECT * FROM timer ORDER BY log_time DESC LIMIT 2;

• Pup's Atelier-Software