※こちらの記事は、Compass 1.0リリースノートの意訳です。詳しくは原文を参照してください。
※また、「日本語おかしいよ」「訳へんじゃない?」の場合、ヘコまない程度にやさしくコメントいただけるととても嬉しいです。
Compass 1.0 is now available!
まずは前置きから:このリリースはとても長い道のりだった。その理由と言い訳をリストにしてみんなに渡すこともできるのだが、それっていうのは本当の問題じゃない。もしあなたがcompassのように1年以上メンテナンスされていないオープンソースに再度関わることになるオーナーだったとしたら、最も慎重な判断をする場合、その結果としての行動はそれを打ち切ることだったと思う。だが、私はそれを打ち切ることができないほどには頑固だったのだ。
今後の課題・・・どうやって発展させていくかということ。
- 定期的なのバグフィックスのリリース。Compass 1.0は完璧ではない。今となってはリリースされたが、私たちはこれから定期的なバグフィックスと、使用されるプリフィックスのためにブラウザの統計をアップデートしていく。最低でも1ヶ月に2〜3回のリリースは求められる。
- 新機能について。0.12以降、1.0では多大な書き換えとリファクタリングを行っているが、私が考えていた多くの機能をいまだ備えてはいない。1.0がメジャーバージョンとしてリリースされたので、これからは新しい機能をセマンティックバージョニングに基づいて自由にリリースしていくことになるだろう。
Compass 1.0には何が含まれる?
- ベンダープリフィクスに関しては新たにcaniuse.comのデータに基づいて運用していく。どのくらいの割合のユーザーをサポートしたいかをcompassに指定し、compassはcaniuse.comから使用するベンダープリフィクスを呼び出すことになる。
- Compass coreライブラリはcompassコマンドラインツールなしで使用が可能になっている。
- Compassは
import-once
を使用したインポートを可能にしたことで、あなたのプロジェクトのコンパイル時間をスピードアップできる。既存のプロジェクトにはrequire "compass/import-once/activate"
を設定に足すことでそれが可能になる。こちらのドキュメンテーションを参照 - Sassのsoucemapをサポート。
sourcemap = true
を設定ファイルに追記すると有効になる。 - watcher/compilerを書き直した。これで、compassはSassのビルトインコンパイラを使用することになった。これによりプロジェクト間でより密接な統合と一貫性を保証するようになった。
- blueprintの対応を削除した。たとえそれを使っていたとしても、分離したプラグインを使用することでそれを補うことができる。
- CSS3Pieの統合を削除した。
- 最新のCSS対応、Animation、Flexbox、公式のグラデーションシンタックス、InputのPlaceholder属性といったものをサポートした。
- partialではないsass拡張子ファイルがある場合、cssの出力フォルダのサブディレクトリにコンパイル済みのcssファイルを配置するようになった。
- その他、たくさんの反映。
compassの更新内容は数週間の間リリース候補の状態だった。私たちは多くのバグをフィックスしているが、しかし本当に多大な変更をここで行っているため、もっとバグが残っているだろうと思っている。もしなにかおかしいことをみつけたら、bug報告してください!それよりは可能なら、パッチを送ってください :)