LibreOffice AdventCalendar 2016 12月18日の記事として投稿します。
皆様は理不尽なファイルを送り付けられたことはないでしょうか?
「読めねーよ。こんなファイル。」ってやつです。
- 何でもExcel,SIer
- 何でもPowerPointの営業
- 何でもWordの結婚式の司会者
- 何でもPhotoshop,Illustratorのデザイナー
- 何でもFileMakerのMACer
- AutoCAD図面を送り付けてくる設計者
「一応、商社1」にお勤めの僕はすべての事象に遭遇しました。
- 作り出したソフトがないと作り出したファイルは読めない。
- お前の持っているソフトは俺が持っているとは限らない。
という当たり前のことが分かっていらっしゃらない。
色々言いたいことはありますが大人の対応をしていきましょう。
彼らのファイルを何とか見てあげる方法を考えます。
LibreOfficeで何とかなってしまうものです。
FileMakerが読めるのはFileMakerだけなので諦めて下さい。
では、初めて行きましょう。
##LibreOfficeの対応ファイル形式
FileMakerは無理です。
それ以外はLibreOfficeで取り敢えず読むことはできます。
LibreOffice Calc
- Excel (*.xls *.xlsx *.xlsm)
LibreOffice Impress
- PowerPoint (*.ppt *.pptx)
LibreOffice Writer
- Word (*.doc *.docx)
LibreOffice Draw
- Photoshop (*.psd)
- Illustrator (*.eps)
- AutoCAD (*.dxf)
取り敢えず読めるというだけです。
100%互換ではありません。
罫線ゴリゴリのExcel方眼紙とか、
LibreOfficeにない機能まで使われたExcelファイルとか、
の再現は厳しいでしょう。
LibreOfficeの形式に変換して送り返してしまいましょう。(w
心配いりません。
Microsoft Office 2007からはLibreOfficeの形式の読み書きには対応しています。
我々は理不尽なファイルに善処したのですから。
PhotoshopやIllustratorやAutoCADのデータはどうするの?
うーん、そもそも弄れる人が専門家なので、
追記してPDFかJPEGにして送り返しましょう。
最近のAdobeReaderで追記は可能ですからね。
彼らもそもそもPDFかJPEG,PNGあたりでファイルを渡すべきだったのですから。
PDFにすべきだったと反省するに違いありません。
##それ以外はどうするの?
残念ながら以下の形式は対応していません。
- Illustratorのai形式
- AutoCADのDWG形式
ファイルを見るためだけに高価なIllustratorやAutoCADなんて買えませんよね。
ビューワーソフトを探しましょう。
- Illustrator ビューワー
- AutoCAD ビューワー
何かの検索キーワードでネット検索をかけると見つかるでしょう。
##Illustratorのaiファイル
LibreOfficeでepsは読めるもののai形式のファイルは読めません。
Illustratorのai形式はai viewerというソフトがあるようです。
Windows限定
他にもInkscapceを使うとかという方法もあります。
InkscapeはLinux Mac Windowsで使えます。
Ai Viewer - Windows版
Inkscape - Linux Mac Windowsで使える
##AutoCADのDWG形式
流石のLibreOfficeもAutoCADのDWG形式には対応していません。
AutoCADの場合はメーカーがOnline Viewerを用意しています。
それで見るといいでしょう。
A360 Online Viewer
##MSOfficeドキュメントならMicrosoft Onlineでいいんじゃない?
君のように勘のいいガキは嫌いだよ。2
Microsoft アカウントを用意して…という作業は企業ユースでは難しい。
Microsoftアカウントを自分で取得できる商社マンならそれでいいけど。
誰がアカウント取るのよ。
監査がセキュリティーが情報漏洩がなんて言い出したら。
Office365 ?
...。