by @mixiappwchr
IoTというワードが昨今飛び交っていますが、今後はスマホだけではなくあらゆるものを使ったサービスやプロダクトを考えていく時代に突入しています。
そのなかでBLEの役割は重要なものになっています。今後を見据えて、現状のiOS、Androidの対応状況を簡単にまとめました。現時点でそれぞれの対応状況は明確に現れています。
ハード
- iOS
- iPhone4S およびiPad(3rd) 以降
- Android
- 調査が大変なので順次書いていきます。。
OS対応
-
Central
- iOS6
- Android 4.3 (API Level 18)
-
Peripheral
- iOS7
- Android 5.0 (API Level 21)
iOSはiOS7以降ならどちらもok。Androidはようやくlollipopでpelipheralになれるようになりました。
余談ですがAndroid Wearは4.4になるため,Peripheralに現状ではなれません。。
ライブラリ、機能
- iOS
- CoreBluetooth
- CoreLocation
- iBeaconでの検知
- Multipeer Connectivity
- GameKit
- AirDrop
- Handoff
- HomeKit
- 家電もBLEが搭載されたものがどんどん出てくるでしょう。
- HealthKit
- 直接ではないですが、BLE機器と連携するという意味で
- Android
- android.bluetooth
- BLE以前のプロファイルも扱います
- android.bluetooth.le
- BLE専用 API Level 21より使用可能
- android.bluetooth
iOSはかなり前から取り組んでいるのでいろいろなフレームワークに使用されています。一方Androidはようやく、、と言った感じです。
どうでしょう?ここに来て今までのお互いの戦略から対応状況に明確な違いが出ているかと思います。
スマホでの勝負から、今後は様々なデバイスを絡めた連携が重要な世界への明確な状況にある中、両プラットフォームの差が、これからどれだけ影響してくるか楽しみです。
ひとついえるのはAndroidがんばって。。