※特定バージョンにこだわらない場合、Amazon LinuxにRubyをインストールするならupdate-alternativesを使うのがおすすめです
alternativesを使ってAmazon LinuxのRubyのバージョンを切り替える - Qiita
- Amazon Linuxに指定バージョンのRubyをインストールしたい
- rbenvをシステムワイドにインストールするのは面倒くさい
- rbenv、普段は使っているけど詳細な仕様を把握してなくてなんか気持ち悪い
ruby-buildは単体でも使えるようなので、今回はそれを試してみた。
sudo yum -y install gcc-c++ openssl-devel git readline-devel
git clone https://github.com/rbenv/ruby-build.git
cd ruby-build
sudo ./install.sh
以上で/usr/local/bin/ruby-build
がインストールされる。
# インストール可能なRubyバージョンのリストを表示
/usr/local/bin/ruby-build --definitions
# 2.4.1を/opt/ruby-2.4.1にインストール
/usr/local/bin/ruby-build 2.4.1 /opt/ruby-2.4.1 --verbose
あとは$PATHを追加すればよい。下記ファイルを新規作成:
/etc/profile.d/ruby.sh
export PATH=/opt/ruby-2.4.1/bin:$PATH
export MANPATH=:/opt/ruby-2.4.1/share/man
MANPATH=/opt/ruby-2.4.1/share/man
としてしまうと、それ以外のディレクトリが検索されなくなり、例えばman ls
などができなくなってしまうので、先頭にコロンをつける。
開発環境でプロジェクトごとにバージョンを切り替えたければdotenvで環境変数を切り替えればいいし(その方が汎用的)、もしかしてrbenvなんて要らないんじゃないだろうか?
(…と思ったけど、.ruby-version
をVCSに含めて開発者間でバージョンを共有する意味はあるな)
ruby-buildも使わないでtarボールからビルドしても大して変わりないし…