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【Rubyの父】まつもとゆきひろ氏の特別講演に行って大切だと思った事。

Last updated at Posted at 2019-04-06

💎 まつもとゆきひろ氏の特別講演

2019/3/30 
【まつもとゆきひろ氏 特別講演】20代エンジニアのためのプログラマー勉強法
https://supporterz-seminar.connpass.com/event/120177/
会場は株式会社ドリコム
参加者は約300名 + Web配信100名が集まりました。

アルコタワー17Fのとても大きいビルで、
入り口でアンケート + 名刺 + DRECOMシールを頂きました。
そして30分ほどサポーターズさんの説明があり、Matz氏の登場です。

今回は、特別講演で色々お話を聞けたので『大切に思った部分』をPickupしたいと思います。

特別講演の内容について、すでに1000いいね!されている記事がありますが、
まだ詳しく見ていないので多少は違った内容だと思います。
そして内容は、20代でなくてもとても大切な事です。
 

📚 なぜ勉強するのか

講演では、Rubyの話はほとんどありません
勉強法についての話でしたので、そもそもなぜ勉強するのか?についてです。

・ 目標を実現するため

・高収入が欲しい
・好きなことで生きていきたい
などなど、これらを実現するために勉強する。出来るかは絶対ではない
勉強は成長の手段であり勉強というのは知識のインプットである
そして知識は正しい判断ができる。

・ ブラック企業を避ける

IT企業に多くテクノロジーが人を幸せにしない例
罠の多い時代だからこそ蛇のように賢い戦略が必要、
どういう方向に行きたいかなど自分の人生に対して考える必要がある。

・ 若い時こそ戦略が必要

フィールズ賞という賞がある。

フィールズ賞(フィールズしょう)は、若い数学者のすぐれた業績を顕彰し、その後の研究を励ますことを目的に、カナダ人数学者ジョン・チャールズ・フィールズ (John Charles Fields, 1863–1932) の提唱によって1936年に作られた賞のことである。

この賞は40歳以下の人へ与えられる賞で過去に偉大な発明をした人は20代が多い
・ アインシュタインは20代
・ Rubyは27歳
30代は遅すぎるわけではない、だがモラトリアムはもったいない。

そして若いうちは社会的地位がまだなく、上司の話など絶対聞く習性がある。
契約内で働けばいいのに体を壊しても自分のせい
なので戦略が必要なのである。
 

🔍 インベントリ (自己分析)

・ 好奇心を育てる 

『好きこそものの上手なれ』

知らないことを知るのは楽しい、好奇心ほど成功のカギ

学生時代の常識は通用せず自分がこれから成功するため確率をあげるために上限がない
・学びたいから学ぶ
・義務感で学ぶ
これらには大きな違いがあり、
得意なもの、好きなもの、興味のあるもの、やる気が出るものを考えてみる。

・ 差別化を意識する

人と同じでは成功は難しい、インベントリが大事
他人と違っているところ、得意なもの

例えば、得意 + 実家の農業 『生活』につながるとなお良い

が金は目を曇らせる、これで飯食べれるのかと考えると我慢したり
一番大事なところは、他人は教えてくれない信じてはいけない
何を学ぶかは自分で決めなければいけない
どこかで妥協するのも自分で決めなければいけない。

・ 英語を学ぶ

英語があれば18億人と話せたり、知識を得られる。
タイムマシン経営というものがあり海外から持ってくる事で、
他の人より早く知れるので、差別化できたりなども出来る。

・ コンフォートゾーン

得意な事に力を入れるのがとても大事だが苦手を克服する事で役に立つこともある。
例えば英語を得意にすることによって可能性が広がる。
 

👫 環境作り

・ 良いサイクル

学びやすい環境や良い環境は成功の要因
成功する = 高評価
勉強する = 高評価

尊敬されるモチベが上がる成果を出す
  ↑  良いサイクルが生まれる  ↓
     ←    ←    ←

・ループを壊す環境から逃げる
・搾取する人から逃げる
・逃げてもいい、いろんな方法がある。忘れないで欲しい
・自分を追い込むとろくなことがない

・ 時間作り

学生ではない = まとまった時間を作るのが難しい

暇の撲滅、どうやって時間を作るか、

時間の使い方に優先順位をつける
成長、成功を優先できるか
生活で削れるものは何か

早く終わったから、はい次の仕事ではなく
余った時間で勉強したりプライベートを犠牲にしない
スキルのために全てを捨てるのはスマートではない

細切れの時間を使う、1日は24時間しかない
睡眠時間削減はNG

ゲームなら大事だったらいいけど、惰性でやってるなら考えてみる
しかし生活と価値観に依存するので、他人は口出ししてはいけない。
 

⌛️ 妥協と打算

・ 線引き

どこまで妥協するかの線を引く、自分で決める必要がある。

例えば、まつもとゆきひろ氏の場合
プログラミング言語を作る仕事に就きたい

しかしそんなものはない

妥協してUNIX系就職

これは悪いことではない
そして人間の判断は信用できない、プログラミング言語,OSS活動で、ご飯を食べるのは無理だったが10年後には間違いになった。

東京に住まないとプログラミングどっちを選ぶか
Matzは、妥協しなかったが今は名誉市民となり市長が会いに来たり、未来はわからない

この様に変化していくため、この『線引き』は、頻繁に振り返る必要がある
打算がなく継続できたらラッキー、振り返って線を見直そう。
 

🌐 アウトプットが大切

・ 成功に必要なもの 『知名度』

本質的に基本みんなミーハー、尊敬していなくてもサイン本は嬉しい

・ 知名度は価値に変換できる。

成功のためには知名度が必要であり知られる必要がある。
それにはアウトプットが必要である、埋没しない(重要)
Rubyをもくもく作っていてもアウトプットしなければ誰にも知られない
そしてMatz氏の知名度も今ほどは無かっただろう。

・ アウトプットによる成長

自分の考えたものをまとめるだけでも自分を表現するのに大切
自分がどう思っているのかを伝えないと伝わらない。
ブログ、Qiita、Note.mu、Quoraなど

・ 心理的障壁

勉強だけでは差別化要因にならない
アウトプットが大切である、しかしこれには謎のハードルがある。
原因は、面倒、億劫、羞恥心など
もし、問題があった場合は素直に謝れば良い

ユーチューバー笑、あんなの誰でもできる!と思う
これは半分本当、しかし心理的障壁やチャンスがないなど思い込みと同じ心理障壁がある。

・ アウトプットの継続

まずはTwitterの短文でも良い、慣れてきたらQiitaなどに投稿してみる。

何が起きるのか?楽になる。

書くのに1日、1時間掛かっていても1年経ったら30分で書けるかもしれない
繰り返すことで心理的障壁の変化が発生する。
 

💬 まとめ

以上、まつもとゆきひろ氏の特別講演に行って大切な事をまとめてみました。

個人的に今からでも実行していきたい物として、
『アウトプット』と『インベントリ』が凄く大切に思いました。

まとめる事によって他人の記事を見るよりも自分の為に記憶に残りやすく、振り返りやすいなど多少すでに実感出来てそうです。これをずっと続けていきたいですね!
ここまで見てくれた皆さんも共に頑張りましょう。
 
 
 
【まつもとゆきひろ氏 特別講演】20代エンジニアのためのプログラマー勉強法のまとめ
https://qiita.com/motoki4917/items/40386dd7fbd70987cc1d
同じ参加者が、すでに特別講演について書かれてとても伸びているので、さらに知りたいという方はどうぞ!多少は書き方の違った内容になっていると思います。

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