PHP Manual 読書会(10回目)(クラスとオブジェクト1)

PHPに慣れる為に週1ぐらいで更新していきます。PHP Manualを読んで実験して行きます。

前回:PHP Manual 読書会(9回目)(関数)

クラスの基礎

<?php

class Sample
{
    public $name = 'hello';

    public function displayName() {
        echo $this->name;
    }
}

$obj = new Sample();

$obj->displayName();

PHP 5.4.0 以降では、新しく作成したオブジェクトのメンバーに、作成したその式の中でもアクセスできるようになりました。

つまり以下のような真似ができるようです。

echo (new DateTime())->format('Y');

クラスのプロパティとメソッドは、それぞれ別の "名前空間" に存在するので、 同じ名前のプロパティとメソッドを共存させることもできます。

名前の衝突はあっても問題ないが、

プロパティに 無名関数 を代入した場合に、その関数は直接呼び出せないということです。 その場合は、たとえば事前にプロパティを変数に代入しておく必要があります。 PHP 7.0.0 からは、括弧で囲むことでプロパティを直接呼び出せるようになりました。

その作用として、無名関数を入れると直接呼び出せなくなるようだ。

継承をする場合はextendsを使用。parentを使用して継承元のメソッドやプロパティへアクセスできる。

<?php

class Sample
{
    public $name = 'hello';

    public function displayName() {
        echo $this->name . "\n";
    }
}

class ExSample extends Sample
{
    public function displayName() {
        parent::displayName();
        echo "Ex hello\n";
    }
}

$obj = new ExSample();

$obj->displayName();

::classを使用するとクラス名を取得できる。namespaceを使用したときに便利に使えるようだ。

<?php

namespace Hoge {
    class Sample
    {
        public function displayClassName() {
            echo Sample::class . "\n";
        }
    }
    $obj = new Sample();
    $obj->displayClassName();
}