はじめに
LabVIEWで開発するプログラムは計測器等と通信するものが多いのですが、実行中に通信で何が起きているのかをデバッグするために、ログファイルにデバッグメッセージを保存することがよくあります。
この方法だと、プログラム中にファイル保存の処理を入れたりすると結構煩雑になってしまいます。
Win32APIのOutputDebugStringとMicrosoftからフリーで公開されている DebugView というソフトを使うと、メッセージ表示側を作る手間も省くことができます。
DebugView
http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb896647.aspx
LabVIEW側は以下のように CallLibraryFunctionNodeを使って、Win32APIの
OutputDebugString()を呼び出す。
ライブラリ: KERNEL32.DLL
関数名: OutputDebugStringA
呼び出し規約: stdcall(WINAPI)
関数プロトタイプ: void OutputDebugStringA(const CStr OutputString);
LabVIEW 2012で作成したVIスニペット
LabVIEW 2012以降の環境なら、ダウンロードしたPNGファイルをダイアグラムにドラッグするとそのまま利用できます。