はじめに
Stethoとは?
http://facebook.github.io/stetho/
StethoはAndroidアプリケーション用のデバッグブリッジで、
Chrome Developer Toolsの一部を使用して、Chromeブラウザからデバッグを行うことができます。
Facebook製。
stetho-realm
https://github.com/uPhyca/stetho-realm
@zaki50さんが開発された、
上記のStethoを Realm に対応したライブラリです。
セットアップ
build.gradle に依存関係を追加します。
repositories {
maven {
url 'https://github.com/uPhyca/stetho-realm/raw/master/maven-repo'
}
}
dependencies {
compile 'com.facebook.stetho:stetho:1.2.0'
compile 'com.uphyca:stetho_realm:0.7.2'
}
初期化
Applicationクラスに初期化処理を追加します。
public class RealmSampleApplication extends Application {
@Override
public void onCreate() {
super.onCreate();
Stetho.initialize(
Stetho.newInitializerBuilder(this)
.enableDumpapp(Stetho.defaultDumperPluginsProvider(this))
.enableWebKitInspector(RealmInspectorModulesProvider.builder(this).build())
.build());
}
}
以上で準備OKです。
この状態でアプリを起動させてください。
(USBを接続した状態か、もしくはGenymotionなどのエミュレーターでも構いません。)
Chromeでデータを見る
Chrome Dev Tools
Chromeを起動させ、Cmd + Opt + I
でChrome Dev Tools が立ち上がります。
詳細な使い方については公式のドキュメントを参照してください。
Chrome Dev Tools が立ち上がったら、ツールの右上にあるメニューから Inspect devices..
を選択します。
すると現在接続している端末の一覧が表示されるので、アプリを起動させている端末の inspect
を選択します。
Resources > Web SQL からアプリ内の.realmデータベースを閲覧できます。
Realm公式でRealm Browserも配布されていますが、開発中にさくっと確認するだけであればStethoで見た方がスピーディです。