ファセット とは
ファセットとは、検索結果の絞り込みとフィルタ処理を行うために使用するカテゴリを表すインデックスフィールドです。Amazon CloudSearch に検索リクエストを送信すると、ファセット情報をリクエストして、特定のフィールドで同じ値を共有するドキュメントの数を調べることができます。この情報を検索結果と共に表示して、ユーザーはそれを利用して対話的に検索結果を絞り込むことができます。(これは多くの場合、ファセットナビゲーションまたはファセット検索と呼ばれます)。
Amazon CloudSearch でファセット情報を取得して使用
この場合は、「マリオ」が関係するゲームを ジャンルやプラットフォームで絞り込むことができます。
ファセットを指定できるフィールド
特定の型のフィールドをファセットの対象にすることができます。xx-array のフィールドは arrayは データベース設計でいうところの非正規化状態の繰り返し値を保持できます。
型 | 説明 |
---|---|
int | 64 ビット符号付き整数値 |
int-array | intの配列 |
date | 日付と時刻。書式はyyyy-mm-ddTHH:mm:ss.SSSZ に従ってUTC(協定世界時間)で指定されます。小数点以下の秒数も指定できます。[例]1967-01-31T23:20:50.650Z
|
date-array | dateの配列 |
double | 倍精度 64 ビット浮動小数点値 |
double-array | doubleの配列 |
latlon | 緯度と経度の値のペア (lat, lon) |
literal | 大文字と小文字が区別し、正確な一致を可能にする文字列 |
literal-array | literalの配列 |
Amazon CloudSearch ドメインのインデックスフィールドの設定
CloudSearchの管理コンソールから Indexing Options でインデックスの設定を行うときに、ファセットを指定できるフィールには Facet列にチェックボックスが現れます。
ファセットの利用用途
ファセットとは にある通りで、フリーワードでざっくりと検索した後に絞り込むことになります。使いやすい用途としてはこれらがあると思います。
- 商品のカテゴリ
- 価格 を範囲指定して価格帯
- 発売年
- 販売メーカー などなど