GitLabインストールが簡単になった件

はじめに

業務で使っていたGitLabのリポジトリ数が上限(10)に達したため、個人用にGitLabを構築してみることにした。
以前構築したときは、何度も躓き2,3日かかったので今回もそれぐらいかかるかなと思ったが、最近パッケージ化したらしく構築が簡単になっており、20minぐらいでインストールできたのでメモっておく。

環境情報

• OS: Ubuntu14.04

Step1:GitLabインストール

GitLabダウンロードページでUbuntu14.04を選択すると、インストール手順が表示されるのでその通り実施する。

Step1-1: パッケージダウンロード

debパッケージダウンロード

$ wget https://downloads-packages.s3.amazonaws.com/ubuntu-14.04/gitlab_7.4.3-omnibus.1-1_amd64.deb

Step1-2: sshサーバー/postfixインストール

ssh/postfixインストール

$ sudo apt-get install openssh-server postfix

Step1-3: GitLabインストール

GitLabインストール

$ sudo dpkg -i gitlab_7.4.3-omnibus.1-1_amd64.deb

Step2: GitLab設定

Step2-1: external_url編集

/etc/gitlab/gitlab.rb

# Check and change the external_url to the address your users will type in their browser
external_url "${your_gitlab_fqdn}"

${your_gitlab_fqdn}にGitLabサーバーのFQDNを入力する。例えばhttp://xxx.xxx.xxx.xxxと入力する。

Step2-2: 設定実行

GitLab設定反映

$ sudo gitlab-ctl reconfigure
$ sudo gitlab-ctl status # 起動確認
run: logrotate: (pid 7263) 28s; run: log: (pid 7262) 28s
run: nginx: (pid 7252) 30s; run: log: (pid 7251) 30s
run: postgresql: (pid 7161) 44s; run: log: (pid 7160) 44s
run: redis: (pid 7078) 50s; run: log: (pid 7077) 50s
run: sidekiq: (pid 7237) 32s; run: log: (pid 7236) 32s
run: unicorn: (pid 7215) 33s; run: log: (pid 7214) 33s
$

Step3: アクセスしてみる

Step2-1で設定したexternal_urlにhttpでアクセスしてみる。

上記画面が表示されれば正常。
初期の管理者アカウントは、以下のユーザー名、パスワードとなる。

• Username: root
• Password: 5iveL!fe

その後パスワードの再設定画面で、パスワードを再設定した後に再ログインするとプロジェクトを作成できるようになる。
デフォルトでは10000プロジェクトを作成できるよう。

おわりに

以前に比べるともの凄く簡単にGitLabをインストールできた。
同一マシン内に複数のサーバーをたてるときは依存関係などがあるので、パッケージでインストールするのは難しいかなと思うが、GitLab専用マシンとして使うならこの手順でいいかなと思った。

おしまい。