「フリーランス残酷物語 Advent Calendar 2016」の21日目が空いていたのでポエムを置いておきますね。ちな、さすがに手持ちのネタはもうブラック過ぎて書けないのでありますが、22日にまだ穴が空いています。残酷なネタをお持ちなフリーランスが現れる事を願います。
それはさておき、フリーランスをしていると変わったお仕事の相談がやってくる事があります。エロ案件もその一つだと思われます。ランサーさんの趣向によっては絶対受けないと決めているかたもいるかと思いまが、僕の場合は特にやらない理由もないので受けたりします。その時に感じた大変なところを書いておきます。
背中を取られるな
フリーランスであればスターバックスに Mac を持ち込んで、ドヤッと仕事をする事が多いと思いますが、エロ案件の場合は席取りを気をつけなければなりません。
サーバーサイドを実装している場合は卑猥な日本語がコンソールに表示されるだけかもしれませんが、フロントエンドを実装している場合は18禁画像が Mac に表示されてしまいます。
もしその画面を他のお客様に見られてしまった場合、通報されることも覚悟しなければなりません。通報されて警察に事情を説明するというのは作業効率を優先したいフリーランスとしては回避したい問題です。
そこで、まず絶対に守らなければいけないことは壁を背にすることです。できれは角の席がベストです。背後に回られたら抹殺される(社会的に)という気持ちで行動してください。
家族との愛
仕事の話をどのように家族に伝えるかはエロ案件作業員としては難しいとこです。私の場合は妻がエロに偏見がないので伝えたうえで作業を行っていました。しかし、一緒に作業をしていた方は妻から「近づくな」と言われたそうです。
「近づくな」
つらいですね。
また「パパのお仕事ってなーに?」なんて聞かれでもしたら何て答えたらよいでしょうか。
家庭が崩壊しないためにも、家族への説明は事前によく考えておくことをお勧めします。
そんな情報いらん
エロ案件はエロ企業との取引となりますので、エロ企業との打ち合わせ内容がこちらにも伝えられます。実装の内容だけ聞けるとよいのですが、やはり人間ですので会議中にエロ雑談も含まれ、それがこちらまで伝われる事もあります。
「打ち合わせに行ったら社内で撮影してた」
ふむ。
そんな日もあるのでしょうね。
おわりに
エロ案件はデメリットがいくつかあります。これ以外だと同僚だった多摩美卒のゲームデザイナーさんが転職してAVのモザイク入れ作業をしたのですが勃たなくなったそうです。凄腕デザイナーだっただけに悲しい話です。
エロとハサミは使いようと言われるように扱いがちょっと難しいのがエロ案件です。フリーランスの方々には参考にしていただき今日もハッスルしていただければと思います。
それでは良いお年を