久しぶりの投稿で、かつ単一トピック的な内容になります。
今回とりあげること
- Atlassian SDKをMacにインストールすること
- dmgでのインストールではなくHomebrewを利用
- コマンドから検証・開発用のJIRAやConfluenceのインスタンスを立ち上げること
Atlassian SDKについて
Atlassian SDKを利用すると、開発用のConfluenceやJIRAのインスタンスを起動することができます。データの永続性はありませんが、ローカルの環境でプラグインを開発する際に便利なクイックデプロイやデバッグが可能になります。
下記にいくつか記事を書いておりますので、そちらもよろしければご参照ください。
HomebrewでのSDKのインストール
Mac版も含め、いろいろな環境でのsdkのインストール方法は、こちらのページに記載されています。
インストール時には、下記のコマンドを実行します。
$ brew tap atlassian/tap
$ brew install atlassian/tap/atlassian-plugin-sdk
行っていることは、下記の通りです。
- brew tap コマンドで、公式以外のリポジトリを追加します
- tapで追加されたリポジトリにしたがって、SDKを追加します
- 実際はAtlassianのmavenリポジトリからSDKを取ってきます
SDKの更新
さて、いったんインストールしたのはいいのですが、このSDKも日々バージョンアップされています。
SDKを使うとJIRAやConfluenceのインスタンスを立ち上げることができるのですが、JIRAなどプロダクトのバージョンが上がると、SDKのバージョンも上げないとうまくビルドと起動ができないことがあります。
ということで、時々SDKの更新が必要になります。
20160906現在、6.2.4になっています。
$ brew upgrade atlassian/tap/atlassian-plugin-sdk
# 更新処理が走る
# バージョンの確認
$ atlas-version
ATLAS Version: 6.2.4
ATLAS Home: /usr/local/Cellar/atlassian-plugin-sdk/6.2.4/libexec
ATLAS Scripts: /usr/local/Cellar/atlassian-plugin-sdk/6.2.4/libexec/bin
ATLAS Maven Home: /usr/local/Cellar/atlassian-plugin-sdk/6.2.4/libexec/apache-maven-3.2.1
AMPS Version: 6.2.3
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さらに更新
いったんhomebrew側を更新した後、実際には、さらに利用可能なSDKのバージョンが上がっている場合があります。
その場合は、atlas-update コマンドを実行します。
#
$ atlas-update
# バージョンの確認
$ atlas-version
ATLAS Version: 6.2.9
ATLAS Home: /usr/local/Cellar/atlassian-plugin-sdk/6.2.4/libexec
ATLAS Scripts: /usr/local/Cellar/atlassian-plugin-sdk/6.2.4/libexec/bin
ATLAS Maven Home: /usr/local/Cellar/atlassian-plugin-sdk/6.2.4/libexec/apache-maven-3.2.1
AMPS Version: 6.2.6
20160906現在、6.2.9になっています。
今回は以上でした!