この記事はGitがインストールされていない。
あるいは、古いバージョンのGitがインストールされている人を対象にしています。
##Gitのバージョンを確認する
ここから最新のバージョンのGitを確認します。
(2014/09/04のGitの最新のバージョンは1.9.0)
以下のコマンドを実行してGitのバージョンを確認します。
git --version
コマンドが見つからなかったり、
以下のように古いバージョンのGit表示されればアウトです。
git version 1.7.1
##libcurlをインストールする
libcurlがインストールされていなければ、
Gitでhttps通信を行うときに以下のエラーが出ることがあります。
fatal: Unable to find remote helper for 'https'
Gitをインストールする前に入れておかないと、
Gitを再インストールする必要があるため、先に入れておきましょう。
以下のコマンドで見つかれば飛ばしてOKです。
※curlは違うので注意!
yum list installed | grep libcurl-devel
インストールします。
yum install -y curl-devel
##Gitをアンインストールする
既に古いバージョンのGitがインストールされていれば削除します。
インストールされていない人は飛ばしてOKです。
yumの場合
yum remove -y git
ソースコードの場合(ソースコードのあるフォルダで)
make uninstall
##Gitをダウンロードする
ソースコードを置くディレクトリに移動します。
(追加するアプリケーションは/usr/local
ディレクトリに置くのが一般的です)
cd /usr/local/src
同じくここから最新のバージョンのGitのダウンロードリンクのURL確認し、
ダウンロードします。
wget https://git-core.googlecode.com/files/git-1.9.0.tar.gz
ダウンロードしたファイルを解凍します。
tar zxvf git-1.9.0.tar.gz
rm git-1.9.0.tar.gz
cd git-1.9.0
##Gitをインストールする
configureスクリプトを実行してインストール設定を行います。
ここではprefixオプションでインストール先のディレクトリを指定しています。
./configure --prefix=/usr/local/
「zlib.hがありません」と言われたら、
zlib-devel.x86_64をインストールしてください。
yum install -y zlib-devel.x86_64
「Makefileが作れません」と言われたら、
perl-ExtUtils-MakeMakerをインストールしてください。
yum install -y perl-ExtUtils-MakeMaker
make
コマンドとmake install
コマンドでインストールします。
make
make install
最後にGitのバージョンを確認して終わりです。
git --version
git version 1.9.0
ソースコードが入っているディレクトリはアンインストール(make uninstall
コマンド)するときに使用するため削除しません。
##参考URL