OS Xむけに用意されたインストーラでインストールすると /Library/Self/0
以下にアプリケーションが配置される。
/usr/bin/Self
というシェルスクリプトがインストールされるよ、と書いてある (and add a small shell script at /usr/bin/Self.
) けど、インストールされておらず、パスも通っていないのでVMが見つからない。
なのでシンボリックリンクを張る。
ln -s /Library/Self/0/Self.app/Contents/MacOS/Self /usr/local/bin/
SelfはSmalltalkに影響を受けてOOP言語の研究のために開発された言語、あるいは実行環境です。
NewtonScript, JavaScript, IoやAgoraなどに影響を与えたとてもシンプルなプロトタイプベースとして設計されています。
研究目的で開発が進められてきた経緯があり、たとえばVMがまずインタプリタとしてコードを実行しつつプロファイリングを行い、選択的にコンパイルを行うAdaptive compilationはJavaのHotSpotでも採用されました。
他にもJSやRubyなどと近いエッセンス (それらがSelfやSmalltalkから影響を受けたのですから当然ですね) を感じるところが多く、心踊る言語といえます。
みんなでSelfを書こう。