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マネジメントとしている意識している3つのこと

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tl;dr

メリークリスマス!
オールアバウト Advent Calendar 2015の最終日です!

今回、11月頃に新卒3〜4年目のメンバー達からなんか書いてくれと言われ、

  • メンバーA:「できれば最終日になんか書いて欲しいです」
  • 自分:「イヤだ」
  • メンバーA:「ツラいです」
  • 自分:「分かった」
  • メンバーB:「去年のやつをチャチャッと変えて出せばいいんですよ!」
  • 自分:「それはダメだろ」

という流れで最終日に書くことになりました。自由な部下を持って幸せです。
誰か一人くらい脱落するだろうと油断してたら、誰一人脱落することもなく24日まで来ました。
そういうわけで焦りながら書いている次第です。

はじめに

さて、この記事では自分がやっていることを書こうと思います。

オールアバウトには現在35名ほどのエンジニアがいて、自分はそのマネジメントを担当しています。
(自分の上に担当役員がいます)

自分が普段考えていることを整理するいい機会だとも思いましたので、マネジメントで意識している所をいくつかピックアップしました。

この記事の対象読者は、

  • マネジメントを目指している人
  • 来年なることが決まっている人
  • マネジメントになりたての人
  • マネジメントとして苦悩している人
  • マネジメントが何を考えてるか知りたい人

といった辺りの人達です。

ゴールや目的を見失わない

さて、早速一個目です。
ひとつ目は「ゴールや目的を見失わない」事。

良くも悪くも、組織はマネジメントが向いてる方向に向かいます。
マネジメントが目的を定めてブレないようにしていると、たとえ時間はかかってもその方向に組織が進んでいく。
逆に、マネジメントが上司や部下の方を向いて仕事をしていると、その組織は向かうべき方向を見失います。
(その結果、自分自身をも見失うことに)

向かう方向がブレないようにするには、自分の中に軸を作りそれを守っていく事。
でもこれは"言うは易く行うは難し"で、ちょっと気を抜くとすぐにブレるので、あらゆる場面で常に意識することが重要だと考えています。

ちなみに自分が大事にしている軸はこの2つ。

  • 提供しているサービスの価値向上(間接的なものも含め)
  • 底上げに繋がること

これらをさらに掘り下げていくと、会社やサービスの成長に行き着く。
サービスの提供価値を高めた結果、会社が成長する、ということを忘れないようにしましょう。順番を間違えては行けません。

自分がやること・やらないことを決める

まず、自分自身の限られたリソースを何に振り向けるべきか、マネジメントは真剣に考えるべきだと思います。
その上でやること・やらないことを決め、やると決めたこと以外はできるだけ部下に任せる。

ちなみに、いま自分の中でやるべきことは「長期的なことを考える」事としています。
この中には、例えば底上げに繋がることや、採用なども含まれる。
逆にごく短期間で完結することは、たとえ重要であっても自分自身はそれほど関与しないようにしています。

もちろん、短期的な事を無視するという意味ではありません。
どのくらい短期的な事を重視するか(あるいはその逆か)は、その時の会社の状況によって判断するべきと考えています。

全体を薄く見る

マネジメントの規模が大きくなっていくと、自分自身の思いとは関係なく個別の案件に深く関わることは難しくなります(俺だってまだまだプログラミングやりたい)。
中途半端に関わると逆効果になったり、他のことが見えなくなって本来の役割が果たせなくなる。

そういう状況の中で意識している事は、

  • 日常の意志決定は部下に任せていき、自分自身が直接関与する割合を減らす
    • 部下の成長も期待する
  • リスクを把握し、やばそうな事が起こったら対応する
    • 多少であれば放っておく。トラブルは成長の糧

という辺りです。
全体を薄く見ておき、何が起こっているかを把握し、自分の軸は持ちつつも大半は部下に任せる・・・、といったことを今は意識しています。

まとめ

ということで、結局役に立つか立たないんだかわからないけど自分が意識しているところをまとめました。
参考になれば幸いです。

偉そうに書きましたが、これらは自分がちゃんとやり切れているというものではなくて、意識しているものです。
決まった正解が少ない仕事なので、常に試行錯誤をしつつ、一歩一歩進んでいくしかありません。

そして、マネジメントは人や組織と向き合う仕事です。
プレッシャーがかかったり、それこそ文句言われたり・・・と、苦しい事も沢山あります。
と同時に、組織の中で限られた人しか与えられないステージでもあります。
そういう意味で、自分は普通の人より多くのチャンスを与えられているともやはり思うのです。

まだまだ未熟ではありますが、それを改めて認識し、来年も頑張っていこうと思います。

最後に

今年も1年間お疲れ様でした!!
QiitaでAdvent Calendarを書いた皆さんもお疲れ様でした。

それでは良いお年を〜〜〜!

(なんとか書ききった。というか技術情報でもなんでもないけど大丈夫だろうか・・)

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