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自腹でre:Invent2016行ったので歩き方を書いておく

Last updated at Posted at 2016-12-05

来年こそは会社のお金で行こう。
今回のre:Inventの参加費・渡航費は「自腹」です。
大切なことなので、もう一度いいます。
参加費・渡航費は「自腹」です。なので、不在期間は有給とってきたし、現場でも2ヶ月以上前から調整して来ました。
全部自分ですよ。貯金吹っ飛びましたよ。
現地で交流した人も、みんな「Not good!!」「Crazy!!」って言ってました。
そりゃそうだ。

来年きっと会社が行かせてくれるだろうと期待して、
そして来年行くメンバーが参考に出来るように、記事にすることにしました。
来年はきっと会社が行かせてくれることでしょう。

re:Inventとは

re:Inventとは、AWSが主催する技術カンファレンスで、世界中から技術者、経営者などが集まります。
今年は32000人以上が参加したようです。
イベントはHackathonや展示のみの日程も含めて1週間行われます。セッションは400以上。
今年の日程はこんな感じです。○がついているのが今回参加した日です。
11/28と12/03が移動日です。

  11/26 展示
  11/27 展示
○ 11/28 hack-a-thon、セッション
○ 11/29 Global Partner Summit、
○ 11/30 CEO基調講演、セッション
○ 12/01 CTO基調講演、セッション、パーティ
○ 12/02 午前中のみセッション

新サービス発表もあり、展示会もありパーティもあり。
ええ、とても疲れますね。
IMG_5161.JPG

かかったお金

まず気になるお金ですが、想定していたよりもかかりました。
詳細はあとで記述しますが、合計で30万円ほど。
AWS Japanが募集しているジャパンツアーは45万程度なのですが、
日本人添乗員がついていること、専用ラウンジで待機できること、全手配を旅行業者がやってくれることを考えると
安心料金で、それくらいにはなるのかなぁ。
他にも色々あると思うのですが、今年は自費ったので、その話に戻りましょう。

意外と落とし穴だったのはリゾート料金で1部屋あたり30 USD程かかることでした。
今回は5泊したので、150 USDくらい追加料金が発生しました。
また空港からホテルまではタクシーで移動しますが、それが往復で70USDくらいかかっています。

かかったお金の詳細は以下の通りです。

   イベント 金額      備考
re:Inventチケット 150,304円
渡航費 86,490円
空港からホテルまでのタクシー 37 USD 5人で1台に乗車
ホテルから空港までのタクシー 21 USD 5人で1台に乗車
ホテルのリゾート料金 162 USD / 1部屋 3部屋を5人で割って一人当たり97.2
ホテルでのチップ  10USD 2 USD x 5日くらい

その他
 現地での食事 食べた分だけ。安くはないです。
 現地での経験 プライスレス

re:Inventのスケジューリング

セッションのあるのは主にDAY1(11/29)~DAY4(12/02)ですが、重要なのは1~3です。

DAY1(11/29)

・Global Partner Summit

世界中のパートナー企業が参加する講演です。
ここでは結構早めに会場に入らないと、満席で入れなくなる可能性があります。
トイレは事前に行っておきましょう。
私はトイレに行ったら、入り口が閉じられていて、
席をすでに取ってあって、トイレに行ったと説明して中に入れてもらいました。

・James HamiltonのLive Session

VPであるJames Hamiltonの講演です。
技術的な話がメインですが、途中で出て来るゲストの話は少し退屈でした。
ここでは大量にビールをもらえます。
帰り際もビールは配っているので、今後の部屋飲み用のお酒は確保できます。

DAY2

・CEOの基調講演

ここでは新サービスの発表があります。
DJがいて、パーティのような感じです。
トラックが会場に入って来たときは、スケールの違いを実感しました。
楽しませ方をわかっている感じです。

・Pub Crawl

スポンサー企業が、Pubを貸し切ってパーティをしています。
参加者はタダで入れるので、参加した方がいいです。
自分は体調が悪く、参加は断念しました。聞いた話によるとめっちゃ混んでいるみたいです。

DAY3

・CTOの基調講演

ここでも新サービスの発表があります。
DAY2よりこっちの方がすんなり聞けた気がします。

・認定者パーティ

認定者のみが入れるパーティです。
新サービスと、自分のやっていることを絡めて会話しているので
基本的には会話がかなりハイレベルになりがち。
資格のアソシエイトは2日で取ったと言っていました。
そして40分でアウェイ感に屈しました・・・

・ダイバーシティパーティ

ダイバーシティを求める企業と、色んな国の人が出会うことのできるパーティ。
こちらは頑張って最後まで参加しました。
ここから、re:Playの会場までは近いので、ここで時間潰すのもありです。

・re:Playパーティ

参加者が無料で参加できるパーティ。熱量が半端じゃないです。
会場もとても広く、Dance会場は日本の夏フェスのような感じ。
バブルサッカーやクライミングなど、大の大人が全力で遊びまくっています。
私はダイバーシティパーティで仲良くなった外国人と周りました。

DAY4

リピートセッションがメイン。参加しなくても良さそうでした。

要するにDAY1~DAY3に全力を注ぎましょう!
あとは展示ブースも周っていると、あっという間に時間が過ぎます。

re:Inventといっても、ラスベガスで1週間過ごすわけですから、
その間の衣食住についても書いておきます。以下のような感じです。

展示会会場でTシャツがもらえるので、Tシャツは初日の分だけあればいいと思います。
10枚はゲットしましょう。
当然ですが話を聞かないともらえないことが多いのですけど、実際に操作画面を含めて含めて、彼らの話を聞けば結構わかります。
自分もわかる限りの英語で会話しましたが、おすすめは、「操作画面見せて」「日本語対応しないの?」が使いやすいコミュニケーションキーワードだと思います。あとは気になること、自分が興味を持った範囲で質問すればいいかと。

外の気温は日本よりも寒いので、ご注意を。
またセッション会場は部屋によって、寒暖の差が激しく、特にkeynote会場は寒いことが多いので
調整しやすい服装がいいと思います。
セッション中と、パーティの間に靴下を履き替えると最高なので、靴下は多めに持って行くことをお勧めします。
あと自分は終日コンプレッションタイツを着用してました。

re:Inventは、DAY1~DAY3の朝食・昼食、DAY4の朝食はre:Inventが用意してくれます。
こんな感じの朝食です。
IMG_5127.JPG

なので、イベント中は主に夕食と最終日の昼食だけ調達すればいいと思います。
夕食も基本的には、ビールでお腹いっぱいになると思うので、そこまで心配しなくてもいいかも。
ただ普通に外食すると結構な金額がかかります。
これ30USDくらい。
IMG_5112.JPG

ネットワーク

ホテルはLINQというホテルに泊まりました。
ここはWi-Fi接続が1日2デバイスまではリゾート料金に含まれるとのこと。
ツインの部屋だったので、一人一台の計算ですが、
ロビーでフリーWi-Fiの認証をかければ24時間、無料で使えます。
でもフリーWi-Fiなので、パスワードとかは入力しないようにしましょう。

re:Invent会場は、無料でWi-Fiを提供しているので、心配しなくていいです。
ただKeynote会場はさすがに遅くなります。覚悟しておきましょう。

トイレ環境

個人的には、これが一番つらかった。
とくに会場のトイレはウォシュレットがない、扉が膝くらいまで隙間がある。上も170センチ位しかない。
まったく落ち着かないトイレ空間で、文化の違いを実感しました。
ウォシュレット党は、トイレ用のウェッティを持っていきましょう。

コンセント

みんな個人個人PCを持ち込んできますが、午後一くらいで電源がなくなってくるはず。
ホテルのコンセントにぶっさして、地面に座っている人もいますが、
認定者ラウンジ、もしくはスポンサー提供スペースでも充電が可能です。
どこかしらで、電源は確保できます。延長コードがあると安心です。

ホテル関連

シャワー

今回泊まったホテルはシャワーしかありませんでしたが、弱い。なんてったってシャワーが弱い。
また、お湯が出てくるまで10分位かかります。
部屋に入ったらすぐにお湯が出るかを確認したほうがいいのですが、
10分位かかるのは結構焦りました。日本は水回りの環境が本当に整ってる!

エアコン

くそうるさい。耳栓が必要。
ここはホテルがハズレだったのでしょうか。。。?

ベッド

多分セミダブルのベッドだと思われますが、布団が薄いけど、なんか暑苦しい感じ。
夜中に数回目が覚めました。疲れがマジで取れなかったのは時差ボケの影響かもしれません。

スリッパ

ついてないんだなぁ。飛行機用を使いました。

その他思ったこと

 ・乾燥やばいけど、マスクしてると奇異な目で見られるので注意
 ・朝、昼の食事は出会いのチャンス。少人数や一人で行くほうがコミュニケーションが始まりやすい
 ・英語話せないと辛いけど、なんとかなる
 ・認定者パーティは英語話せないと、どうにもならない
 ・ビールはJames Hamilton の基調講演で調達できる。一人8本くらいもらえる。
 ・つまみは認定者ラウンジで調達できる。ビーフジャーキーか、ターキージャーキー。もらいすぎ注意。
 ・シャンプー・リンスは備え付けは空になりがち、というか最初から空だった。
 ・トイレは、3,4階が空いてる。アメリカでもトイレ難民は発生する
 ・ベネチアからミラージュへは道路を渡るほうが断然早い。ベネチアは1階から出入りしよう
 ・ベネチアの会場から、ミラージュまでは結構遠い。というかホテル入ってから会場までが遠い
 ・スマホのカメラは無音アプリとかを使用しましょう。講演中にカシャカシャやって外国の参加者に怒られているのを見かけました。

以上です!
来年行く方々の参考になれば幸いです。

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