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快適すぎる! 寝ながら仰向けノートPCのススメ

Last updated at Posted at 2016-11-05

最近自宅で、寝ながらノートブックを触るようになった。
そしてめちゃくちゃ自宅で過ごすスタイルが変わった。

図解

こんな感じ。

  • 枕を二個使って頭の高さを調整する。
  • 足をぐっと折り曲げて、太ももをノート置き場にする。
  • 腰の骨でノートの下を支えるイメージ。

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悩み

エンジニアながら、自宅に帰ると、なかなかPCを開く気になれないことが悩みだった。
なぜなら肩は凝るし、なんだか気分が乗らなくて、他のことをやりたくなってしまう。
なので仕事の勉強は主に「技術書を読むこと」だった。

ちゃんと自宅でもPCを触れるようになりたいと思って、「正座しながら」「マッサージチェアに乗りながら」「普通に椅子に座りながら」など、いろいろなバリエーションでノートを触ったり、モニタの角度を調整したり、バランスボールに乗ってみたり、いろいろ試してみたが、どれもフィットしなかった。
会社にあるほど良い椅子もデスクもないし、座りながらPCに向かうのは、なんだか机にしがみついて勉強をしているような、自分がひたすら努力しているという感じだった。

ちなみに自分は基本的に自宅では、仰向けになりながら過ごしている。仰向けで本を読んだり、iPadをいじったりしている。
これが自分の「基本姿勢」になってしまっているので、椅子に座ったり、正座をしながらPCを触るのはかなり辛く感じた。モチベーションを上げようとしても無理だった。

だが結論としては、PCを開く気になれないのはやはり「気持ちの問題」じゃなくて「姿勢の問題」「環境の問題」「行動学の問題」だっていうことが分かった。

メリット

寝ながらノートを触るようになって、いくつもメリットが得られた。

早起きできるようになった

朝起きたら、まずはノートブックを開く。
これで途端に目が覚めて、眠気が吹き飛ぶようになった。

朝一番に調べ物をしたり、書き物をしたりと、密度の高い、有意義な時間を過ごせるようになった。
何か記事を書いていると、すぐに1時間ぐらいは経ってしまう。

肩がこらなくなった

自分はとにかく肩が凝りがちなので、辛かった。この問題が解消された。

前よりQiitaを書くようになった

休日でもQiitaを書きやすくなった。
今までは自宅でQiitaを書こうと思ったら、マットレスから起き上がって、椅子に座って、PCを開いて、無線マウスの電源を入れて、パスワードを入力して、ソフトウェアのアップデートがあればインストールして、Qiitaにアクセスして、肩が凝りすぎるまでの間に記事を書き上げて、「あー頑張った」という感じだった。
記事を書くまでのハードルが非常に高かった。

だが今は自宅にいるときは「基本的にノートブックを触っている状態」なので、何か記事を書こうと思ったら、ほんの1秒でそのアクションに入ることができる。パスワードを入力する必要もないし、久々にPCを開いていろんなソフトウェアのアップデートが舞い込んでくることもない。

この差はものすごく大きい。

プログラミング / 英語の勉強に役立つことが分かった

よくプログラミング関係や、海外のウェブサイトを読むようになった。
ノートブックで調べ物をするのが良いのは、これが読書よりも「能動的な行為」なので、頭に入ってきやすいということだ。

「気になること」があれば、すぐに調べるようになった。
さすがパーソナルコンピューター。iPadで調べ物をするより10倍ははかどるし、テンポが良い。
テンポが良くなると自分のテンションも上がってくる。頭にエンドルフィンが分泌されてる感じがする。
今ではあまり使われなくなった「古き良きネットサーフィンの良さ」「情報へのアクセシビリティ」を満喫している。

たとえば ruby で気になることがあれば、サクッとコンソールで動かしてみるようになった。

これによって、休日が受動的な過ごし方から能動的な過ごし方へとシフトした。

外付けキーボード / 外付けマウス を卒業できた

これはごく個人的なメリット。
いままでずっと、ノートブックの内蔵キーボードが苦手だったのだが、これに慣れることができた。

その他

個人の環境にもよるが、PCを触ることによるメリットであれば、その全てを享受することができる。

アイテム

この「寝ながら仰向けノートブックメソッド」を実践するにあたってのアイテムをオススメする。

1.硬めの枕

これを「やわらかめの枕」の下に敷く。ごく普通のもの。

2.やわらかめの枕

「硬めの枕」の上に敷く。これによって、ノートPCを快適に触れる「頭の高さ」が得られる。
自分の場合は1000円ぐらいの低反発の枕を使っている。

3.高反発のマットレス (低反発ではない)

必須ではないが、体が疲れなくてオススメだ。もちろんベッド派の人には必要ない。
ちなみに自分が使っているのはこれ。

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ところで

  • 寝ながら過ごし続けていると体が弱るので、僕は腕立て伏せとスクワットを日課にしている。
  • 世の中には「寝ながらノートブックを使うためのアイテム」も販売されてるようだが、それがなくても十分快適にノートを触れることが分かった。むしろ寝ながら用のアームとかスタンドを買ってしまったら、そもそもそれをセットするのが面倒臭くなってしまいそうなので、このシンプルなスタイルの方が優れているかもしれない。
  • 人間は本当に環境や、ちょっとした姿勢とか、行動学的な法則に影響されているのだと身にしみて分かった。自分に合ったスタイルを見つけるまでは試行錯誤が続くかもしれないが、 いちどベストなスタイルを見つけてしまえば、それは生涯役立つかもしれない。自宅の環境作りって生活や人生を変え得るほど重要だなって思った。
  • ここでは「寝ながらノートブック」というテーマでお伝えしたが、本質的には「行動のハードルを下げること」が重要なので、いつも自分がしている「基本姿勢」とか、「基本生活スタイル」にあわせて、もっともハードルが低く、心地よい環境づくりを作ってみるのが良いと思う。

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