ふと IBL の設定をしたくなったのですが、古いバージョンでの設定方法しか見つからなくて迷ったので、2.76 での設定方法をメモ代わりに残しておきます。
World のマテリアル設定をする
IBL の設定は World のマテリアルとして行います。今回は入力のテクスチャに sIBL Archive から "Ueno Shrine" をダウンロードして使います。
- Shader に "Background" を選択し、World Output に繋ぐ
- Enironment Texture ノードを追加し、ダウンロードしたテクスチャ("03-Ueno-Shrine_3k.hdr")を選択する
- Texture ノードの "Color" を Shader ノードの "Color" に繋ぐ
確認用のオブジェクトを追加
きちんと設定が出来ているかをピカピカの球を置いて確認すると良いです。
- "UV Sphere" メッシュを追加する
- マテリアルを追加し Shader に "Glossy BSDF" を選択する
- "Roughness" をゼロにする
これで表面がピカピカの状態になります。
確認する
3D View のシェーディング方法を "Rendered" にして確認します。これで周囲を自然に反射していることを確認します。いろいろな方向から球を眺めて破綻がなければ正しく設定されているはずです。