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VS Code 1.1.0の新機能(変更点)

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はじめに

Visual Studio Codeの1.1.0がリリースされました!!1.0.0の正式リリースが4月中盤に連れ込んだせいで、数週間で新バージョンがでましたね。そのせいか、目新しい新機能はありません。以下、新機能ダイジェストです。

エディタ

エクスプローラーの自動表示

今まで、エクスプローラーの「作業ファイル」でファイルを選択すると、自動的にエクスプローラー内でそのファイルにフォーカスが合うようになっていました。ファイル数が多いと、勝手に移動が繰り返されて煩わしいことがありました。explorer.autoRevealfalseにすることで、停止できるます。私としては開いてほしい時とほしくないとき、両方あるので使いどころが少々難しいです。

直近で閉じたファイルを再度開く

直近で閉じたファイルを再オープンできるようになりました。ファイル数が多いプロジェクトで、作業中ファイルをうっかり閉じてしまった場合などに非常に役立ちます。workbench.files.action.reopenClosedFileでショートカットの設定ができます。Windowsかんきょうでは、ctrl+shift+tが既定値として設定されていました。

ボーダーのダブルクリックでリサイズ

エクスプローラーやデバッグなどのボーダーをダブルクリックすると、自動的にリサイズしてくれます。Visual Studioでよく使っていた機能なのでありがたいです。

おまけ

  • ローカライズ版でも、コマンドパレットのコマンド名を英語のままつかるようになりました。
  • 要望の多かったタブの実装が始まるようです。デザイン案も上がっています。

デバッグ

コールスタックパネル

深いコールスタックにも対応しました。パフォーマンスの都合上、デフォルトでは20件分しかコールスタックが表示されませんが、読み込みボタンをクリックすれば続きが表示されるようになります。

Node.jsデバッグ

ES2015のMapPromiseGeneratorがサポートされて変数ウィンドウなどで確認できるようになりました。また、getterの値も併せて表示できるようになっているようです。 文字列もV8エンジンの制約で80文字で切られていたところを1000文字程度表示できるようになっています。パフォーマンスも上がっているので、どんどんNode.jsのデバッグがしやすくなっている印象ですね。

セットアップ

コマンドプロンプトで開く

エクスプローラーで右クリックしたときに表示されるコマンドプロンプトで開くをカスタマイズできるようになりました。Windows環境ではコマンドプロンプトが開いていましたが、Powershellなどに切り替えられます。また、Linuxも対応していますが、Macは未実装のようです。

{
    "externalTerminal.windowsExec": "powershell",
    "externalTerminal.linuxExec": "terminator"
}

そのほか

Linuxでインストールパスを変更できたり、VS Codeをsudoで実行できるようになったとのことです(ここあたりは環境がないため、未確認です)。

そのほか

エクステンション用のAPIの追加やランゲージサーバプロトコルV2のリリース、デバッグアダプタのテストサポートなども行われています。こちらの詳しい情報は公式サイトを見てください。

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