技術において行かれないように、必死なおっさんが初めてAdvent Calendarに挑戦してみます！

前置き

結局、日本で展開を考えた時って、ちょっと前のものもサポートしないといけないですよね。ということで、GAE/Goを使って社内システムを作ったのですが、ガラケー(フィーチャーフォン)をサポートしないといけなかったので、その時やったことを書いておきます。

必要なものたち

importで必要なやつ

import (

    "code.google.com/p/go.text/encoding/japanese"
    "code.google.com/p/go.text/transform"
    "github.com/gin-gonic/gin"

    "html/template"
    "fmt"
    "io/ioutil"
    "strings"

)

今回は、このくらいを使ってみます。もちろん、他のふつーのやつも必要なので適宜入れてください。
上の３つは、そのURLに行けば入れ方が丁寧に書いてあります。

UA判定/ガラケー判定

いい感じにやってください。ここはガラケーに限った話じゃないと思いますので。
もし、手抜きで判定したい場合は、こんな感じ。

UA判定っぽいやつ(手抜き)

func isMobileUA(ua string) bool {
    fua := [...]string{
        "DoCoMo",
        "KDDI",
        "DDIPOKET",
        "UP.Browser",
        "J-PHONE",
        "Vodafone",
        "SoftBank"}

    for i := 0; i < len(fua); i++ {
        if strings.Contains(ua, fua[i]) {
            return true
        }
    }
    return false
}

ShiftJISへの文字コード変換

ガラケーといえば、やっぱふつーShiftJISですよね。ということで、変換の処理が必要です。上のimportのやつを使わせてもらって、こんな感じで実装します。

ShiftJISへの変換っぽいやつ

func toSjis(str string) (string, error) {
    ret, err := ioutil.ReadAll(transform.NewReader(strings.NewReader(str), japanese.ShiftJIS.NewEncoder()))
    if err != nil {
        return "", err
    }
    return string(ret), err
}

ページ表示用のとこ

今回は、"html/template"を使いました。さらに！なぜか、Gin Web Frameworkを使わせてもらいました。ガラケーの部分だけだと使う必要がないとしても！

※古いものをサポートするコードを書くときには、コードも古めかしい感じがいいですよね。Goっぽかったり、ぽくなかったりの部分がありますが、変数名などはカッコ良くローマ字で書きましょう。例えば、UserMasterとかは、YuuzaMasutaと書くべきです。ほんとは全部大文字だとよりカッコいいです。
いにしえのプログラマの可読性のためにも！

ハンドラっぽいやつ

type PejiView struct {
    Namae  string
    Hyouji string
}

func init() {

    r := gin.New()

    r.GET("/gara", handlerPoi)

    http.Handle("/", r)

}

func handlerPoi(c *gin.Context) {

    isMobile := isMobileUA(c.Request.UserAgent())

    var pv PejiView
    pv.Namae = "なまえ"
    pv.Hyouji = "表示"

    var templateName string
    if isMobile {

        pv.Namae, _ = toSjis(pv.Namae)
        pv.Hyouji, _ = toSjis(pv.Hyouji)

        templateName = "template/indexfp.html"
        t := template.Must(template.ParseFiles(templateName))
        c.Writer.Header().Set("Content-Type", "text/html; charset=Shift_JIS")
        err := t.Execute(c.Writer, pv)
        if err != nil {
            c.String(500, "era- "+err.Error())
            return
        }
    }

}

indexfp.html(ShiftJISでファイル保存してください！)

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang="ja" xml:lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS" />
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
<title>Kakkoii Peji</title>
</head>
<body>
    <center>
    <h1>最先端のカッコいいページ！</h1>
    {{.Namae}}さん。お疲れ様です。
    <br /> {{.Hyouji}}
</center>
</body>
</html>

完成！

こんな感じで、新旧折衷のカオスなコードをどんどん作って行きましょう！
わかり始めたマイグレーション。

以上！

新しくて古い：GAE/Goでガラケー（フィーチャーフォン）用ページの表示

前置き

必要なものたち

UA判定/ガラケー判定

ShiftJISへの文字コード変換

ページ表示用のとこ

完成！