TL;DR
WWDCの動画見るときは、YouTubeに(非公開で)アップロードすると、自動的に英語字幕を付けてくれます。
字幕はGoogle翻訳を通して日本語も表示することができます。
YouTube の音声認識技術を利用して自動的に動画の字幕を作成することもできます。ただし、こうした字幕は機械学習アルゴリズムによって自動生成されたものなので、品質にばらつきが出る可能性があります。
方法
セッションの動画をダウンロード
WWDCの動画はすべて公開されていて、ダウンロード可能です。
https://developer.apple.com/videos/wwdc2016/
YouTubeに非公開でアップロードする
※動画ファイルが大きい場合、アカウントをSMSや電話を使って認証させる必要があります。
動画の設定を変更する
アップロード完了後、字幕を表示するために設定を変更します。
クリエイターツールを開く
動画の詳細設定ページを開く
動画のサムネイル右のプルダウンメニューから「情報と設定」をクリック。
字幕の認定
「このコンテンツは米国内のテレビで放送されたことはありません。」を選択。
米国のテレビで放送された動画は、規制の対象だそうです。
米国のテレビで放送されたコンテンツは、字幕に関する FCC 規則の対象となることがあります。必要に応じてここで字幕の認定を行います。
動画の言語設定
「英語 (アメリカ合衆国)」に設定。英語字幕を表示するためにおそらく必要。
これで設定は終わり。あとは字幕の生成が完了するまで数時間待ちます。
字幕の生成完了
機械翻訳なので日本語のクオリティはご愛嬌。
テーマによっては英語字幕の方がわかりやすいこともあります。
最後に
例年通りであればWWDCの公式ページの動画でも英語の字幕が表示できます。
(この記事を書いている時点では字幕は表示されませんが、後日公開されるかと思います。)
2015年の動画では、英語と中国語の字幕が表示できます。
WWDCに限らず、海外のセッションでも動画ファイルがあれば同じ方法が使えます。
追記
今年のWWDCでは日本語字幕に対応する動画も出てきているようです。(keynoteの動画のキャプチャ)
しばらく待っていればすべての動画が日本語字幕に対応するのかもしれません。