#はじめに
Raspberry Pi のカメラモジュールの、撮影時に赤く光る LED ですが config.txt ファイルに disable_camera_led=1 を追加することで off にすることができます。
#手順
起動した Raspberry Pi から追加する手順
- Raspberry Pi を起動
- 下記のように nano エディタで config.txt を開く
sudo nano /boot/config.txt
- (どこでもいいけど例えば)最期の行に下記行を追加
disable_camera_led=1
- Control-X で保存
- 再起動
sudo reboot
Mac や Windows とかのエディタで追加する手順
- Raspbian の SD を Mac や Winodows に刺すと、config.txt ファイルがあるので、テキストエディタで開く
- (どこでもいいけど例えば)最期の行に下記行を追加
disable_camera_led=1
- 保存したら SD カードを RPi に刺して起動する
#ミニ解説:config.txt
config.txt ファイルは Raspbian の SD カードの中の一次ブート領域の /boot にあります。理由等の詳細は以前こちらに書いたのですが、Raspbian の SD カードには一次ブートに利用される fat でフォーマットされた領域と、Linux の本体が入っている ext4 でフォーマットされた領域から構成されています。
config.txt ファイルは fat でフォーマットされたほうの領域にあるファイルで linux の起動前に読み込まれ、初期設定に利用されます。
fat の領域は windows からでも Mac からでも普通に(自動的にマウントされるので)読み書きできるので、config.txt は Mac や Windows で変更することもできます
#お詫び
タイトルが「黒い瞳の大きな女の子」みたいに複数の解釈が可能な悪い日本語になってしまい、誠に申し訳ありませんでした
#参考URL
- Rpi Camera Module "Configuration" に LED off の設定の説明
- RPiconfig ”Cammera” に上と同じ設定の説明
- R-Pi configuration file RPi のコンフィギュレーションの説明と、config.txt ファイルの修正方法