GPG でファイルをパスワードで暗号化(共通鍵暗号)するときの簡易コマンド一覧

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概要

Linux 上で、とりあえず簡単にパスワードを指定してファイルを暗号化したい場合、gpg コマンドを使ってファイルを暗号化することができます。

gpg --symmetric | -c: パスワードと共通鍵暗号でファイルを暗号化する

署名を付けずにパスワードでファイルを暗号化するときは-c オプションを使用してファイルを暗号化することができます。

パスワードでファイルを暗号化する
$ gpg --symmetric hello.txt

$ gpg -c hello.txt

--cipher-algo: 暗号方式を指定してファイルを暗号化

上記コマンドで使用される暗号化方式を指定する場合は~/.gnupg/gpg.conf ファイルにcipher-algo AES256 の1 行を追加するか、コマンド実行時に--cipher-algo オプションで指定します。

暗号方式を指定してファイルを暗号化
$ gpg --cipher-algo AES256 --symmetric hello.txt

--passphrase-fd 0: 暗号時にパスフレーズを標準入力から取得する

暗号時にパスフレーズを標準入力から取得する(--passphrase-fd0)
$ gpg --batch --passphrase-fd 0 --symmetric hello.txt <<< password

$ gpg --batch --passphrase-fd 0 --symmetric hello.txt < password.txt

--compress-algo: 圧縮方式を指定して暗号化する

ファイルを圧縮方式を指定して暗号化する
$ gpg --compress-algo zlib --symmetric hello.txt

主に使用される暗号方式のオプションは次の通りです。

  • gpg で主に使用される圧縮方式一覧
    --compress-algo none 圧縮なし
    --compress-algo zip zip
    --compress-algo zlib zlib, gzip
    --compress-algo bzip2 bzip2

ファイルの復号化する

ファイルを復号化するコマンドは次のとおりです。

ファイルを復号化する
$ gpg hello.txt.gpg

$ gpg -d hello.txt.gpg

--passphrase-fd 0: 標準入力からパスワードを取り込んでファイルを復号化する

標準入力からパスワードを取り込んでファイルを復号化する
$ gpg --batch --passphrase-fd 0 hello.txt.gpg <<< password

$ gpg --batch --passphrase-fd 0 hello.txt.gpg < password.txt

暗号方式一覧

gpg が対応している暗号方式を確認する場合はgpg --version コマンドを実行します。

暗号方式一覧
$ gpg --version
...
Cipher: IDEA, 3DES, CAST5, BLOWFISH, AES, AES192, AES256, TWOFISH,
        CAMELLIA128, CAMELLIA192, CAMELLIA256

対応している圧縮方式一覧

gpg が対応している圧縮方式を確認する場合はgpg --version コマンドを実行します。

暗号方式一覧
$ gpg --version
...
Compression: Uncompressed, ZIP, ZLIB, BZIP2

参考