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Zabbix での簡易温度監視-その2

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昨日 Windowsで温度データを取得しZabbixに送ることが出来ました。
今日はそれを使って何かしてみたいと思います。

高温時の対応・対処(ここからが本題ぉ)

温度の取得が出来たら、次は高温に成った場合に警報を管理者に送らないといけません。
そう無ければZabbixで値を取得しても意味が余り有りませんからね (^.^)v

先ず基本の基本、トリガーを作成します。
警報.png
今回トリガーに使うキーはケース内温度を使います。
こちらが50度を超えた場合に重度の障害として管理者にアラートを送るようにしました。
又家には物理Serverが2台あるので勿論トリガーも2台分作成することを忘れてはいけません。

トリガーが発動するには勿論アクションも必要なので登録しましょう。
アクション.png
Server本体の温度が上がるのは負荷が高まった状況が続くか室内の温度が上昇した場合ですね?
正常な負荷が続くなら止める訳に行きませんから室内の温度を下げるしかありません。
とは言えデータセンターのように24365で空調が効いている所なら困りませんが
個人宅でそんな高コストをブチかます余裕が無いので、必要に応じて室内温度を冷やす必要があります。
と言うことでケース内温度が50度を超えたら室内を冷却するようにします。

何やら「室内の熱開放」と言うアクションが二つありますね。
気が付きましたか?
そうです今回も「お約束の」管理者の手を煩わせず 自動化をやってる訳です。
自分が会社に居ながらにしてServerを置く部屋の温度を下げる事が出来る様にしています。

この時に頑張ってもらうのが、いつも家に居るうちのミクさん(嫁)という訳です。

そしたらアクションの中身はと言いますと・・・・・
アクション-admin.png
自分にはこの様にトリガー発動時とリカバリーメッセージをセットにして
室内が冷えてケースの温度が冷えた事まで確認が出来るようにしてます。
(最悪の場合、電話でミクさん(嫁)を呼び出す必要も有りますからw)

続いて実際に動いてもらうミクさん(嫁)には・・・・
この様にしてみました。
アクション-ミク.png
はい、シンプルにお願いを上げてるだけですw
目的が達せらたら良いので穏便&シンプルにお願いするのです。
勿論、お気づきの方はミクさん(嫁)のアクションを作った後で自分へのアクションを作ったのか良く分かります・・・
自分の分は後回しでも良いのです、目的を達成することが第一ですから(キリッ

アクション-ミク2.png
しかし、室内が冷えて貰わねば意味がありません!
ですから穏便なメールを10分間隔で3回送る事で、確実に行動して貰うようにしてます。

メール.png
勿論メール配信時刻も注意します。
朝早くや夕方には必要が無いので昼間だけ配信出来るように
そしてその他のエラーメッセージは届かないように注意しました!

彼女に拗ねずにやってもらう為にここまで気を使う管理者(夫)って一体・・・・・・

結果は?

ここまで準備しまくってますが、実際に今年の夏はどうだったかと言うと
5ヶ月分のグラフを見返します・・・・・
TEMP.png
最大47℃
残念ながら発動していません! 今年はギリギリで乗り越えています、残念!!!
今年はリアルでは発動する事がありませんでした。
逆に言えばそれだけ無事に夏を乗り越えられた訳ですけど
日中35度に達する度、メールが来るかどうか楽しみにしてたのに一度も届かないので
設定が失敗したかとVPNで自宅に接続し何度も設定を確認してました。

そろそろ秋がやって来そうな9月に一度テストはするべきだろうと言う事で
アイテムの中に有る「乗数を使用 0.01」のチェックを外してみました。
表示温度は4200度と太陽の表面温度みたいな値が出てきますw
結果トリガーは正常に発動! 勿論自分にもミクさんにメールが届きました。
ミクさんには 3回 きっちりと送られてます。
届いたメールを見たミクさん曰く
「昼間変なメールが届いた~~ だけど送り主も分からず、文面も訳が分からないので無視してた。」と言うオチに・・・
この話を聞いた後、俺は改めてメールの重要性を延々と話し納得してもらいました。
来年こそは正常に発動して部屋の温度が下がるのを見てみたいです。
(そもそもそこまで温度が上がらないようにしなさいって!)

明日は7日目 再び池田さんです。
宜しお願いします。

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