IT勉強会は数あれど、その運営ノウハウについて公開されている例はあんまりないなあ と思って書きためてみる連続エントリ第五弾。
第五弾はIT勉強会運営における司会がやることについてです。
まえおき
自分の活動内容については以下をご確認ください。
司会のお仕事
とりあえず、日本Androidの会横須賀支部定例会にて自分がやっていることは以下の通りです(スマートフォン懇親会は、とくにプログラムのないイベントなので司会がすることは大してありません)。
- オープニングのごあいさつ
- (誰かのスピーチ開始時)スピーチタイトルの案内
- スピーチ時間のタイムキーパー
- (誰かのスピーチ終了時)本人が言わなければ質問の受付
- (スピーチ質疑応答後の)休憩時間案内
- エンディングのごあいさつ
くらいです。
オープニングのごあいさつ
イベントのオープニングの挨拶をします。イベントの趣旨説明や、可能ならイベントのスケジュール説明を行います。
が、横須賀支部では開始当初は資料の準備などごたついているので、スケジュール説明については省略していることが多いです。
(誰かのスピーチ開始時)スピーチタイトルの案内
スピーチタイトルの案内を行います。また、録画時にタイトルコールを乗せることができるので、YouTube用の録画撮影は、このスピーチタイトル案内の直前に始めておくのが良いでしょう(とはいえこれも、横須賀支部ではばたついていて結構やることを忘れてしまいます)。
スピーチ時間のタイムキーパー
スピーチの時間が決まっている場合は、スピーチ終了時間を知らせるため、スピーカーに見えるように案内を出します。自分は以下のようなスライドをPDFでひとまとめにしてタブレットに格納しています。
最後のは一応流れで作ってみたのですが、はっきり言っていつ使うか不明だったりします。
(誰かのスピーチ終了時)本人が言わなければ質問の受付
スピーチの終了後について、スピーカーさん本人が「何か質問はありますか?」などを言わなければ自分が質疑応答の案内をし、質疑応答を開始します。
また、とくに質問が無かった場合は、自分がなんらかの質問を投げかけると、話題作りにもなりますので良いと思います(が、横須賀支部ではあまり自分に余力がないので最近はやっていません)。
なお、横須賀支部では今のところやっていませんが、あまりにもスケジュールが延びた場合などは、「次の質問で最後とします」や「済みません続きは懇親会で」などの案内をしておくと良いと思います。
(スピーチ質疑応答後の)休憩時間案内
質疑応答が終わったら休憩時間案内を行います。イベントがスケジュール通りに進んでいれば予定通り、そうで無い場合は適宜調整の上休憩時間を案内して、休憩とします。なお、動画配信環境の整備など都合もあるため5分以上の休憩は必須です(なお、もしスケジュール表を作っていれば、このタイミングで随時修正していくと後々混乱が少なくて良いでしょう)。
横須賀支部の場合は、参加者同士の交流という狙いもあり、極力10分の休憩を行っています(もちろん懇親会も用意はしていますが、懇親会に参加出来ない方も多いので)。
エンディングのごあいさつ
全てのスケジュールが終わったら、エンディングのご挨拶と懇親会の案内を行います。次回の日程などが決まっている場合は、そこで案内しておくと良いでしょう。
懇親会
そのほか懇親会を別途行っている勉強会も多いです。懇親会について、横須賀支部では懇親会参加者も多くないですし、地殻にお店も多いことから基本的に予約なしでやっていますが、もし参加者が多い場合は予約などが必要になるかもしれません。
また、懇親会をやれることになっても大丈夫なように、最低限周辺のお店をいくつか探しておくと良いでしょう。
ひとまず、自分のところでやっている勉強会運営のルールについてはこれでおしまい。他にあればぼちぼち追記していきますので、気になる方はストックしておくと良いかも。