とある案件で「Gitを使わないか?」という話になってきたのでとりあえず自分の知ってるGit系サービスのまとめ。ほかにもあるかも。あれば追記予定。
GitHub
チケット管理システムも併設されており、リポジトリごとにチケットによる進捗管理、マイルストーンごとのチケット達成状況の確認などが出来る。
公開されたプロジェクトのフォーク(他人のプロジェクトを自分のリポジトリに登録し、派生開発を行う)が出来る。フォーク下プロジェクトの修正を元のプロジェクトに反映提案(プルリクエスト)が可能(プルリクエストはチケットと同じ画面で確認できる)。
プライベートなリポジトリの作成には有料プラン加入が必要。最低7ドル/月
有名なためかGitExtensionsなどのGitツールから直接参照できるプラグインもある。
Bitbucket
プライベートリポジトリを無料でいくらでも作成出来る。ただし、6人以上での共同開発をする場合は有料プラン加入が必要。最低10ドル/月
ページの日本語化が進んでいる。たまに翻訳が違うこともあるので注意が必要。
Githubと同様のチケット管理システムは搭載されているが、マイルストーンごとのチケット数集計機能などはない模様。
codebreak;
和製サービス。gitBreakという名前だったと思いますがサービス体制の変更など色々あったようでわからなくなってしまいました。
実は使ったことがほとんどない(アカウントだけ持ってる)のだけど、基本的に無料(らしい)。プライベートリポジトリをいくら作るのも共同開発者を呼ぶのも無料。 ただし、チケット管理システムのようなものは提供されていない(?) リポジトリ内に一回でもコミットをすると、タスク管理やWikiなどが利用可能になります。他のサービスと違ってタスクに「開始予定日」と「期限日」が設定できるため、なあなあになってしまうことが少なくなるかも(ただしちゃんとタスク管理を読んでくれる人に限る)
和製サービスなので当然設定で日本語にすれば完全な日本語表示が可能
雑感
「パッと見てこの人はどれだけの活動をしている」というのは、Githubが一番分かりやすいな という感じ。コミットの状況がグラフで表示されるのでとてもわかりやすい。チケット管理もしっかりしているので、共同開発もかなりしやすいのかな と(まあ、チケット管理はよそでやるよ といってしまえばそれまでですが)。
Gitリポジトリ管理という面だけで言えば、GithubとBitbucketに大差はなさそう。気軽にプライベートリポジトリを使ってみたいのであればBitbucket、OSSをいじるのが主である場合や、開発情報のやりとりをしたい場合、パブリックなリポジトリだけで良い場合などはGithubという感じでしょうか。codebreakならではの長所は・・・ 今のところ思いつかなかった。ただ、逆に短所もあまり見当たりません(PCサイトの要求画面幅が一番大きくすぐ横スクロールバーが出るのが短所?)でした。
git自体は自分のサーバにセットアップすることも出来ますが、公開鍵の登録処理などリポジトリ管理以外の作業が多いため、直接使うのはちょっと難しい(Git-Labという管理システム付きのGit環境もあるそうですが)。よほど本格的に使うとか、コンプライアンス的な問題があるのでなければ上記サービスのようなものを使うのがよさそう。