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エンジニアでない僕がピアノの会社で8ヶ月間エンジニアインターンをしてできるようになったこと。

Last updated at Posted at 2016-11-17

こんにちは yoshi です。

東音企画でインターンシップとして働いて、かれこれ8ヶ月が経ちました。今回は、もともとエンジニアじゃなかった僕が音楽教育(ピアノ)の会社でエンジニアとして働くと、8ヶ月でここまでできるようになった!ことについて書かせていただきます。

東音企画は「成長できる環境がある」というのがこのブログの趣旨です。

エンジニアとして働いてみたい、ITを使ってワクワクしたい、IoTとかやりたい、という思いを実行させてくれる場なので、学生でも学生でなくても、初心者でもそうでなくても、興味があったら是非一度、ご連絡下さい。 このブログを見てくれていることこそが、何かの「縁」だと思って・・・

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Mail: takashiba@to-on.com
Facebookからもどうぞ。

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ここにいる経緯

僕が今ここにいるのは単純に「大学を卒業できちゃった」からです。2015年、大学4年の9月に留学から帰ってきて、あと37単位と卒業研究・論文があるから「2016年3月に卒業できないかな〜」と思い、インターンシップをしながら残りの単位を取ろうと考え、インターンシップを探していたところ、この会社にたどり着きました。(結果的には、3月に卒業できちゃったのですが)

ちなみに2016年2月の時点では

- Javascriptを触ったことがある

- Ruby on Rails の本を2度やったことがある

- Html, cssはなんとかなると思ってる

というレベルでした。

東音企画に入ってやったこと

さて本題です。僕がこの8ヶ月で行ったことを時系列に並べてみました。

  • Ionic project
  • Swift project
  • レッスンタイム(*) を振り出しに
  • Go言語での開発
  • フロントエンド・バックエンドから始める
  • ノルウェーエンジニアの転職
  • インフラとAPIにもコミット
  • 現在エンジニアは2人

(*) レッスンタイムはピアノの先生と生徒のために作られたレッスンを効率化するアプリです。

Ionic project ( 2/25から4月上旬 )

その当時、エンジニアはノルウェーから来ていた方1名だったので、僕がジョインして2名になりました。

彼は日本語が話せなかったので、英語での業務が始まりました。

僕が担当したのはレッスンタイムのIOSとAndroidのアプリ開発でしたが、指定されたフレームワークが Ionic Frameworkというハイブリッド開発が可能なものでした。

当時はまだベータ版で英語のドキュメントしかなく、AngularJSという触ったことのない言語が基本のフレームワークだったので、苦戦しました。

苦戦はしたのですが、1ヶ月ほどでアプリができ、一旦リリースしました。初めてのアプリリリースで、興奮したことを覚えています。
20160406075019.png

このアプリは「とりあえずスマホでもアクセスできるように」という形で作っていたので、ネイティブアプリを開発することがすぐに決まりました。

Swift project( 4月上旬から5/6 )

次に取り掛かったのは swift でiOSアプリを作るというものでした。

ネイティブだとできることが格段に増えるので、ワイヤーフレームを作成し、細かい機能や遷移まで決めてから開発を進めました。あの出来事が起こるまでは。。。

レッスンタイム を振り出しに (5/6)

レッスンタイムの開発が8ヶ月ほど経ち(一人で開発してたから早い)、ちょうどユーザにサービスを使ってもらい始めた頃、重大な欠陥が見つかりました。それは「生徒はメールアドレスを持っておらず、親のメールアドレスを使ったとしても兄弟の場合、メールアドレスが足りない」という状態です。
「メールアドレスを複数作ってもらえばいいじゃん」と思うのですが、ピアノ指導者の市場はかなり特殊なこともあり、そうもいかないんですね。というわけで、全体の判断でサービスを1から作り直すことに。

"This is the LIFE" という言葉が印象的な日になりました。

Go言語での開発 (5/6~)

この日から、開発言語はGoとなり、インフラもモダンな形にしたサービス設計にしてアプリを作り始めました。最初はフロントエンドのデザインからAPIにアクセスするためのコード、バグ潰しをメインに担当しました。

フロントエンド・バックエンドから始める

ちょうどこの時は、3人の開発体制でしたが、それでも人が少なかったため、アプリのサーバー側も扱うようになります。 サービス自体はどんどん大きくなっていて、インフラ・API・バックエンド・フロントエンド・その他プロジェクト等々やることがたくさんあったので、色々できるように自己学習しました。

東音企画に限らないと思いますが、ここでの開発理念は "Self taught" というもので、自分で学ぶ力をつけるというもの。人に教えるというのは単純にコストになってしまうので、それぞれが担当する場所で自分で学びながらやっていくというのが理念でした。
このおかげで「解決策を自分で見つける」のが得意になったと思います。

ノルウェーエンジニアの転職 (10月)

日本のビザが無駄に面倒臭いというか、色々制約がありすぎて自由に仕事ができなくなったノルウェーのエンジニアは、労働期間が10年間に達したら日本でもビザが取りやすくなるということで、一旦シンガポールで仕事をすることに。 これがまた新しい分野に手を広げるきっかけになりました。

インフラとAPIにもコミット

もともとノルウェーエンジニアがやっていた業務を1週間で引き継いで(引き継げてない)インフラもAPIもやることに決まりました。インフラに関しては、 Docker を使ったマイクロサービスアーキテクチャを使い、kubernetes とか Google Cloud Engine とかをいじるのがインフラ業務です。APIに関して今やっていることは、Go言語で開発しているものにエンドポイントを増やしていく作業です。

現在エンジニアは2人

今は僕を含め、2人でレッスンタイムを中心に技術系を担当しています。これから外国人エンジニアが来る予定もあり、英語が少しでも理解出来て(多分TOEIC600点)、何かITと絡めてやってみたい人(IoTでも)はこちらをチェックしてみてください。

wantedly

音楽教育で社会を盛り上げる!エンジニア募集!

広がった視野と高まった視座

僕がこの8ヶ月ここでインターンをした結果、振り返ってみるとエンジニアとしてだけでなく、人としても大きくなれた気がします。
28年くらい社長業をやってる社長が近くにいて、いろんな面ですごいと思う方々がたくさんいる会社です。
その人たちの空気を存分に吸って、今までと違う畑で活動してみたことで視野が広がり、多面的に物事を考えるようになり、多くの人生の先輩たちから学んだ知見を深く掘り下げて考えるということができるようになりました。感謝です。
僕は予定ではあと1年半いる予定なので、気軽にコンタクトくださいー!

こんな僕も書いている技術者ブログもあるので見てみてください。
(基本的にkubernetesとかdockerとかのインフラ系)

東音企画

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