黒い画面のアイツです。
Webに関わっていると結構な頻度でターミナルを使わなければいけませんが、おそらく多くのデザイナーにとっては恐怖の存在。
毎回エンジニアに対応してもらうのも心苦しいと思うので、自分用のメモも兼ねて基礎の基礎を挙げておきます。
そもそもターミナルって何?
普段私たちは画面に映るグラフィックをマウスなどを通じて直感的に操作しています。
これをGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)と呼びます。
MacだとFinderがこれですね。
対してCUI(キャラクタユーザインタフェース)と呼ばれる存在があります。
CUIは文字入力でコンピューターに直接命令をすることによりコンピューターを操作します。
ターミナルはこれです。
ターミナルを使えばFinderより色々なことができるみたいです。
任意の階層に移動するをやってみる
GUI(Finder)ならフォルダをクリックしていけば任意の階層に簡単にいけますが、CUI(ターミナル)では適切なコマンドを入力してあげないと移動できません。
その一連の流れに必要なコマンドを挙げてみます。
基本的にはユーザーディレクトリ
ターミナルを開いたとき、今いる場所として認識されているのはアカウントディレクトリの直下です。
/Users/ユーザー名
pwd
現在いる位置を表示します。
『デスクトップ』にいる場合には以下のように表示されます。
$ pwd
Users/ユーザー名/Desktop
ls
現在いる階層内にあるすべてのファイルを表示させます。
$ ls
Sample Test
cd
```ls```を使って現在いるフォルダ内にあるすべてのファイルを表示させ、```cd```で移動、```pwd```で確認が基本的な流れになります。
$ ls
Sample Test
$ cd Sample
$ pwd
Users/ユーザー名/Desktop/Sample
```
最後に
わかっている人にとっては鼻で笑うような簡単な事でしょうが、わからない人の苦手意識を少しでも無くせれば幸いです。