いま、果物と価格が並んでいて、平均価格以上の果物を抽出するという典型的なサブクエリ的なことをやってみます。
貼り付けた画像に式が写っているのですが、
=QUERY(A2:B7,"select A,B where B >= "&AVERAGE(B2:B7)&"")
"select A,B where B >=" & ここに関数を書く & ""という形に慣れてしまえばいいと思います。「&」内に独立した式を書けるということです。"QUERY式の一部" & 独立した関数 & "QUERY式の残り"(この場合はないので""となっている)という具合です。
この例ではAVERAGE関数を挿入してみましたがもちろんQUERY関数でもいけます(単一結果であることが前提)。QUERY関数以外の関数でも自由にぶち込めるのでサブクエリ「的」と表現しました。
QUERY関数は他の関数と組み合わせられることは広く知られていると思いますがそれは大抵の場合、QUERY関数で返した結果を受けて「外側」からUNIQUEしたり、SUMしたりだと思います。
このようにQUERY関数の「内側」においても他の関数を取り込めることを抑えておくと表現の幅が広がるでしょう。