smartparens.elは対応カッコの自動挿入や選択範囲をカッコで囲むなど便利なelispです。
しかし、いつの間にかEmacsでカーソルを動かすだけで少しフリーズするようになり、その原因がsmartparens.elだということがわかりました。
次の機能を使わなければ、他の良い機能は快適に使い続けられるかと思います。
原因1 対応カッコのハイライト機能
show-smartparens-global-modeを有効にしているとかなり重くなるので現状使わないほうがいいかもしれません。
smartparens-global-modeだけ有効にしています。
(smartparens-global-mode)
;; (show-smartparens-global-mode)
原因2 対応カッコの削除機能
[DEL]キーもしくは[C-h]に当てられているdelete-backward-charにadviceをかけられて削除するたびにフリーズしてしまいます。これを無効化します。
(ad-disable-advice 'delete-backward-char 'before 'sp-delete-pair-advice)
(ad-activate 'delete-backward-char)
おわりに
対応カッコの表示には代わりにEmacs内蔵のshow-paren-modeを使っています。
この機能はEmacs 24.4からもっと賢くなるようですね。
http://emacsredux.com/blog/2013/12/31/a-peek-at-emacs-24-dot-4-smarter-show-paren-mode/