Macで以下のような環境の場合での、Rubyのアップデート及び、Ruby on Railsのインストール手順をまとめました。
- Mac OS 10.12.3(Mac OS Sierra)
- Ruby 2.0.0(Mac標準インストール)
Rubyのバージョンアップ
Rubyのバージョンが古いとRuby on Railsのインストール時にエラーでインストール出来ません。
今回はHomebrewを使い、以下のコマンドで投稿時に最新の安定版の2.3.1へバージョンアップします。
$ brew install ruby-build
$ brew install rbenv
$ rbenv install 2.3.1
$ rbenv global 2.3.1
ただし、ここでruby -v
を実行すると、古いバージョンのRubyが表示されます。
そこで、~/.bash_profile
に以下の2行を追加しましょう。
export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"
上記を追加したら、ターミナルを再起動するか、source ~/.bash_profile
を実行します。
再度、ruby -v
を実行すると、バージョンが更新されますので、バージョンアップ完了。
$ ruby -v
ruby 2.3.1p112 (2016-04-26 revision 54768) [x86_64-darwin16]
Ruby on Railsのインストール
XcodeのCommand Line Toolsのインストール
これをやらないと、Railsをインストール時に「nokogiri」のバージョンによるエラーでインストールが出来ないようです。
Command Line ToolsはXcodeをインストール後、もしくはAppleのダウンロードサイトからダウンロード後、以下のコマンドを実行でインストールを起動しインストールします。
$ xcode-select --install
rubygemでインストール
以下のコマンドを実行して、投稿時に最新版の5.0.1をインストールします。
パーミッションが不足している場合は、gem install ~
の前にsudoを付けて実行してください。
$ gem install bundler
$ gem install rails
$ rbenv rehash
$ rails -v
Rails 5.0.1