サーバにPython環境の構築とデータの転送

開発環境

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サーバにPython環境の構築

　まず、サーバにPython環境を構築したいユーザアカウントでログインします。その後、ホームディレクトリで下記のコマンドを実行します。

$ git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git .pyenv
$ mkdir .pyenv/shims .pyenv/versions
$ cd .pyenv/plugins
$ git clone https://github.com/yyuu/pyenv-virtualenv.git

　上記のコマンドが完了したら、.bashrcに下記のプログラムを追記します。

export PYENV_ROOT=~/.pyenv
export PATH=~/.pyenv/shims:~/.pyenv/bin:/usr/local/bin:$PATH
eval "$(pyenv init -)"
eval "$(pyenv virtualenv-init -)"

　その後、下記のコマンドを実行すると、環境変数を反映させることができます。

$ source .bashrc

データの転送

　ローカル環境にあるファイルをサーバ上に転送するためには、scpコマンドを実行します。scpの使い方は下記のようになっています。

scp ローカル環境上にある転送したいファイルのパス ユーザ名@リモートホスト名:保存先のパス

　理解しやすいように、例を挙げて説明します。
　それぞれの要素が下記の具体例で与えられたとします。その場合は、下記のコマンドのようになります。

要素	具体例
ローカル環境上にある転送したい ファイルのパス	/usr/home/box/data.txt
ユーザ名	chocolate
リモートホスト名	apple
保存先のパス	/home/chocolate

# ファイルを転送する場合
scp /usr/home/box/data.txt chocolate@apple:/home/chocolate

# フォルダごと転送する場合
scp -r /usr/home/box chocolate@apple:/home/chocolate