はじめに

「優しいIT」という理念の基、ITコンサルタントをしている亀井亮介と申します！
現在、仕事では要求分析・要件定義を中心に上流工程をしていますが、プログラムも書きます！
優しいIT活動の一環として「教育用ようにプログラミング可能なPCを安価に提供する」理念の「Raspberry Pi 3（通称ラズパイ）」の紹介をします！

今回は、スイッチ制御でLEDを光らせます！
ラズパイマガジン-2016年8月号特集1 電子工作12の基本パターン ①永久ループと条件分岐を参考にしています。

手順

配線
プログラム switch_led.py
プログラムを動かす

1. 配線

ラズパイマガジン-2016年8月号特集1 電子工作12の基本パターン ①永久ループと条件分岐そのままです。

回路の写真を参考までに、こんな感じというイメージになれば

動画にもしました

テキスト版
ラズパイ側から

ラズパイ 1番ピン(3.3V) - スライドスイッチ左側
ラズパイ 11番ピン(GPIO17) - スライドスイッチ中央
ラズパイ 16番ピン(GPIO23) - LED1つ目のプラス側
ラズパイ 18番ピン(GPIO24) - LED2つ目のプラス側
ラズパイ 6番ピン(GND) - スライドスイッチ右側
ラズパイ 6番ピン(GND) - 抵抗(100Ω) - LED1つ目のマイナス側
ラズパイ 6番ピン(GND) - 抵抗(100Ω) - LED2つ目のマイナス側

2. プログラム switch_led.py

ラズパイマガジン-2016年8月号特集1 電子工作12の基本パターン ①永久ループと条件分岐を参考にしています。

GitHubにソースをアップしているので、お好きにお使いください。

gitでcloneする

$ git clone https://github.com/RyosukeKamei/raspberrypi3.git

switch_led.py

# GPIOを制御するライブラリ
import wiringpi
# タイマーのライブラリ
import time
# 引数取得
import sys

# GPIO定義
led1_pin = 23
led2_pin = 24
switch_pin = 17


# 光らせる間隔を引数から取得
param = sys.argv
set_interval = int(param[1])

# GPIO初期化
wiringpi.wiringPiSetupGpio()
wiringpi.pinMode( led1_pin, 1 )
wiringpi.pinMode( led2_pin, 1 )
wiringpi.pinMode( switch_pin, 0 )

# どっちのLEDがついているか
led = 0

# この回路は永続的なので、止めるまで繰り返す
while True:
    # LEDを消灯
    wiringpi.digitalWrite( led1_pin, 0 )
    wiringpi.digitalWrite( led2_pin, 0 )

    # スライドスイッチを検出
    while ( wiringpi.digitalRead(switch_pin) == 1 ):
        # スイッチオン
        print("スイッチオン")

        if ( led == 0 ):
            # LED1を光らせる
            wiringpi.digitalWrite( led1_pin, 1 )
            wiringpi.digitalWrite( led2_pin, 0 )
            led = 1
            print("LED1")
        else:
            # LED2を光らせる
            wiringpi.digitalWrite( led1_pin, 0 )
            wiringpi.digitalWrite( led2_pin, 1 )
            led = 0
            print("LED2")
        # 引数で指定した秒数待機
        print(set_interval, "秒待機")
        time.sleep(set_interval)