BeagleBone Blackは初期状態ではUSBでPCに接続して、給電と同時に仮想LANを構成するようになっている。
デフォルトOSであるÅngstrom Linuxをそのまま使う場合は何も問題はないが、UbuntuやDebianをSDカードから起動して使う場合は、この機構は失われてしまう。
ただ、OSの設定の問題なので復活させる事は出来ます。
参考ページ
BeagleBone Black usb gadget (http access to beaglebone black over usb)
beaglebone black debian wheezy usb net configuration and ssh login on windows and Linux
今回は1.の方法で実現しました。
GitHubで公開されているスクリプトを実行するだけというお手軽さですが、2.や3.の方法で上手く行けばベターだと思います。(未検証)
4.はやりたい事とは少し違うのですが結果は近いので一応。
仮想LANを有効にする
準備
~$ sudo apt-get install udhcpd
スクリプトをダウンロードして実行
~$ wget -c https://raw.github.com/RobertCNelson/tools/master/scripts/beaglebone-black-g-ether-load.sh
~$ chmod +x beaglebone-black-g-ether-load.sh
~$ sudo ./beaglebone-black-g-ether-load.sh
ただ、このままでは毎回スクリプトを実行しないと仮想LANが構成されない。
USB接続してOS起動と同時に有効にしたいので、起動時に実行されるようにする。
このスクリプトをサービス化してしまいたいところですが、今回は手っ取り早く「/etc/rc.d/rc.local」に追記して実行させる。
~$ sudo nano /etc/init.d/rc.local
/etc/init.d/rc.local
bash /home/hogeuser/beaglebone-black-g-ether-load.sh
再起動
~$ sudo reboot