EAIツールをクラウドで利用するサービスが増えてきました。
オンプレではなくクラウドで利用することで得られる利点まとめてみました。
(1)Asteria Warp Core
(EAIツール国内シェア1位のAsteriaWarpのソフトウェアライセンスをサブスクリプション提供するもの)
(2)Data Spider Cloud
(EAIツール国内シェア2位のDataSpiderをSaaS提供するもの)
(3)PolarisGate
(EAIツール国内シェア3位のMagic xpiをSaaS提供するもの)
1.初期費用を抑えられる
クラウドサービス共通の特徴ですが、EAIも安いツールではありません。
初期で〇百万円、インテグレーションを含めると〇千万円になるケースもあります。
サブスクリプション方式で、初期費用を均すことにより、導入のハードルを下げることが可能となります。
但し、5年程度のランニング費用も踏まえると、総額ではクラウドサービスの方が高くなるケースがほとんどです。
2.SaaSサービス間のデータ連携が容易になる
EAIツールは、必ず自サーバにデータを一旦経由して、取得元から送信先にデータを連携します。
社内LANの中にEAIツールがある場合は、一度社内環境にデータを引っ張ってくる必要があります。
一方、社外(クラウド)にEAIツールがある場合は、外の世界でデータ連携が完結することが可能となります。
基幹システムや情報系システムのサーバも、パブリッククラウドで構築している企業においては、EAIツールを中(社内LAN)で持つ必要はないのです。
3.他社とのデータ連携も可能となる
「EAIは、社内システムのデータ連携を行なうもの、社外のデータ連携はEDI」というのが一般的でした。
EAIとEDIの両方のシステムを有する企業は一部の大手企業であり、殆どの会社がCSVファイルに落として、メールでの連携を行なっていました。
クラウドのEAIを使うことで、CSVに落とす作業、メールを送付する作業、CSVデータをインポートする作業は不要となのです。