48
50

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

コマンドラインで使用しているTips

Last updated at Posted at 2013-09-13

##直前に実行したコマンドの引数を再利用する

# 最初の引数
!^

# 最後の引数
!$

# 指定の引数(n番目)
!:n

# すべての引数
!*

具体的には、以下の様な利用方法が考えられます。以下のコマンドは、フォルダを作成し、作成したフォルダに移動しています。

mkdir -p ~/Pictures/applet
 
cd !$

この場合、!$~/Pictures/appletになっているわけです。

##実行したコマンド自体を利用する

# 直前に実行したコマンド
!!

# コマンド履歴を検索して、最初にヒットしたコマンド
!hoge

# 直前に実行したコマンドのfooをbarにして実行
!:s/foo/bar

##パスを利用する

# 拡張子を除いたパスを取得
!$:r 

# 拡張子だけを取得
!$:e

#パスのディレクトリ部分を取得
!^:h

#ファイル名だけを取得
!^:t

##現在地(ドット)

# 現在地
.

# Finderで現在地を開く
open .

例えば、以下の様な使い方ができます。

cp ~/Dropbox/icon_512x512.png .

これは、~/Dropbox/icon_512x512.pngにあるファイルをpwdで表示される場所にコピーするというコマンドです。

例えば、pwdコマンドを実行すると、~/Pictures/appletが表示されるとします。とすれば、.(ドット)~/Pictures/appletを意味します。

##iTerm2にフォーカスを戻す

tell application "iTerm" to activateという内容のAppleScriptをアプリケーション形式で作成することにより、ターミナルにフォーカスを戻せます。

結構、様々なコマンドとの組み合わせで使用することがあるので、便利です。

以下のコマンドを実行することで、AppleEditorを開き、記述すべき内容を書き込めます。

open -a AppleScript\ Editor && echo 'tell application "iTerm" to activate' | pbcopy && echo "
tell application \"AppleScript Editor\"
 activate
  tell application \"System Events\"
   delay 0.4
   keystroke \"v\" using {command down}
   delay 0.4
   keystroke \"s\" using {command down}
  end tell
end tell
" | osascript -

あとは、C-sでも押して、保存しましょう。保存は、以下の形式に則ってください。

これで、open -a it2_f.appとすることで、iTerm2にフォーカスを戻すことができます。

なお、好きな名前を設定した方は、it2_f.appの部分を変更します。

Mac起動時に端末にフォーカスしておきたいなら、ログイン項目に登録しましょう。

open -a "system preferences"

→ユーザーとグループ

コマンドとの組み合わせでは、例えば、VirtualBoxを起動するときなどに使っています。VirtualBoxを起動すると、やはりフォーカスは当該アプリに移ってしまいますので、それをターミナルに戻します。

VBoxManage modifyvm archlinux --vrde on && VBoxManage startvm archlinux && open -a it2_f

ちなみに、osascript -eでもできるのですが、おすすめはしません。

##アプリケーションのアイコンを変更する

AppleScriptをアプリケーションフォルダに置くと、見栄えがあまり良くありませんので、アイコンを変更してみます。

アプリケーションのアイコンを変更する方法は、アイコンに使う画像ファイルを特定のサイズに変換し(16,32,128,256,512)、特定の名前に変更します(icon_512x512.png)。

そして、当該画像ファイルを指定のフォルダに置きます(hoge.iconset)。

最後に指定のフォルダ内にあるファイルを特定のファイル形式に変換します(png→icns)。

mkdir -p ~/Pictures/applet.iconset
 
cd !$
 
cp ~/Dropbox/icon_512x512.png .
 
mogrify -resize 512x512! icon_512x512.png
 
cd ..
 
iconutil -c icns applet.iconset
 
open .

これで、開いたフォルダにhoge.icnsというファイルが出来上がっていると思います。

このファイルをアプリケーションのパッケージ内、指定の場所/Applications/hoge.app/Contents/Resources/に保存(上書き)します。

ちなみに、上書きするため、hoge.icnsのファイル名は、ls /Applications/hoge.app/Contents/Resources/*.icnsの結果にしておいてください。

mv applet.icns /Applications/it2_f.app/Contents/Resources/
 
killall Finder
 
open /Applications/

最後に、アイコンが変わっているか見てみましょう。

48
50
3

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
48
50

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?