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Kali Linux 2.0 を Virtualbox(Mac)に構築する

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セキュリティ系の勉強会などだと、これを利用する事があるので忘備録代わりに。
作りやすさ&潰しやすさを考えて、環境は Virtualbox を利用。

準備

Virtualboxのインストールは、各所で説明されているので省きます。

Kali Linux の公式ページにて、Prebuilt Kali Linux VirtualBox Images からイメージをダウンロードします。

スクリーンショット 2016-04-23 14.54.42.png

構築

インポート

イメージは 7z形式なので解凍し、ova形式のファイルを確認します。

スクリーンショット 2016-04-23 14.52.42.png

Virtualboxを開き、手順を参考に、
メニューバーの ファイル > アプライアンスのインポート より、先ほどのova形式のファイルを設定します。
念のため、すべてのネットワークカードのMACアドレスを再初期化 はチェック入れておくのがオススメ。

スクリーンショット 2016-04-23 15.02.26.png

ネットワーク

そのままだと、ネットワーク設定がNATになっているため、他の端末を認識できません。
設定 > ネットワーク > アダプター1 > 割り当てブリッジアダプター に変更します。
名前は接続したいポートを選択して、okを押してください。
今回は無線で接続しているため en0:Wi-Fi(AirPort) を選択しました。

スクリーンショット 2016-04-23 15.21.00.png

ログイン

これでOSはいつでも使える状態になりました。
起動して、rootユーザでログインしてください。
デフォルトパスワード:toor

ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力してださい。

# 正しいipアドレスが割り当てられているか確認
ip addr

# 新しいユーザを追加
# 例:useradd okusan
useradd [ユーザ名]

# 新しいユーザにパスワードを設定
passwd [ユーザ名]

# パッケージを最新版にアップデート
apt-get update

# ディストリビューションを最新版にアップグレード(かなり時間がかかるため、しなくてもいい)
apt-get -y dist-upgrade
reboot

参考:http://qiita.com/fkshom/items/53de3a9b9278cd524099

注意

リソース

64bit のデフォルトだと、それなりに容量を食います。
メモリ:2048MB
ストレージ:30GB(初期容量は8GBくらい)

カツカツの環境の場合は、無理せず32bitで構築するか、諦めて Kali Linux 32 bit Lightisoインストーラから作成しましょう。

スクリーンショット 2016-04-23 15.16.40.png

無線接続

一番の問題点。

Mac の都合か、外部の無線ネットワークを「無線として認識させる」ことができませんでした…
無線のクラッキングを学びたかったため、これで全てが徒労に帰した感じです。

そういう用途で考えている方は、PCネットかインバースあたりで格安ラップトップを買ってくるしかないのか…

ご存知の方がおられれば教えていただきたいです。

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