LoginSignup
11
14

More than 5 years have passed since last update.

Windowsに噂のターミナル環境を構築してみる

Posted at

導入の経緯

WordPressで遊びたいなぁと思って自宅PCに開発環境を作ろうと思ったのですが、
いつも会社ではMacを使っていてターミナルも結構使ってたりするので、
Windowsのコマンドプロンプトではなんの代用にもならんなぁ・・・
もっといい環境を作りたいなぁ・・・と思い立ったのがきっかけ!

そこで色々調べてみたところ
Cmder+Nyagos+msys2がなんか良さそうだなぁと思って
下記サイトを見ながら導入してみました。

・参考サイト

基本的にはこのサイトを見ながらやれば導入できますが、
個人的なメモ的な感じでまとめてみます。

(導入しただけでまだ使ったことないですけどww)

前提

私はOSはWindows10で導入しました。

導入してみましょう

ダウンロード・インストール

■ cmder

http://cmder.net/
私はFull版をダウンロードしました。

ダウンロードしたzipを好きなところに展開しておきます。

■ nyagos

https://github.com/zetamatta/nyagos/releases
zipをダウンロード
64bitなら64って書いてある方ね!

これまたダウンロードしたzipを好きなところに展開しておいてくださいませ。

■ msys2

https://msys2.github.io/
こちらはインストーラがダウンロードできます。
64bitなら64ってかいt(ry

こちらはダウンロードしたらインストーラ起動してインストールしてください。

設定

■ 起動してみる

この段階でcmderは起動できるようになっているはず。
もし起動できない人は冒頭に記載した参考URLのサイトにも記載されている方法で解決できるかも。

VS2015RCのランタイムをインストールすれば起動できるようになりました。

ですって。私は起動できました!

■ cmder + nyagos

cmderからnyagosが起動できるように設定します。

1. cmderの設定を開く

まずはcmderを起動します。
起動すると開いたウィンドウの右下に三本線があるはず。
そこを押下して表示されるメニューからSettingsを押下。

2. Tasks設定

Settingsウィンドウの左のメニューからTasksを選択します。
Predefined tasks(command groups)が表示されるので左下の+を押下します。

まずは名前をつけましょう!

Group{数字}と表示されているところをnyagosとかに変更しておきましょう。(お好きな文字列で・・・)
次にDefault task for new consoleのチェックボックスにチェックを入れておくと
cmderを起動した際に自動的にnyagosが起動するようになります。
私はつけておきました!

Commands設定
Commands (application, arguments, "-new_console" params)
Delimit commands with empty lines
Each command creates tab .......(省略)

と書かれた下にテキストエリアがあるので、
ダウンロードして解凍しておいたnyagosの中にあるnyagos.exeのフルパスを記載します。
わたくしの場合はCドライブ直下にnyagosフォルダを作って解凍した中身を置いたので

C:\nyagos\nyagos.exe
設定後画面

cmder2.jpg

3. 設定完了

右下にあるSave settingsを押下して設定を保存します。
その後cmderを再起動するとnyagosが自動的に起動されているはずです!
cmder1.jpg

■ cmder + msys2

続いてmsys2を呼び出せるようにします。

1. Tasksの設定

設定方法は前述したnyagosと同じ。
一つ違うのはCommands設定
nyagosではexeファイルのフルパスを書いてもらったかとは思いますが、
msys2は、

{解凍したフォルダのパス}\usr\bin\mintty /usr/bin/bash --login -i

てな感じで書いてください。
ちなみにわたくしの場合は、nyagosと同じくCドライブの直下にフォルダを作ったので、

C:\msys64\usr\bin\mintty /usr/bin/bash --login -i

という感じ。

設定後画面

cmder3.jpg

2. cmder設定完了

こちらもSave settingsを押下して設定を保存。

3. ユーザー環境変数設定

この状態ですとどうやら起動するときにmsysでもmingwでもない状態で起動してしまうらしく、
どっちで起動する!というのを指定するためにユーザー環境変数を設定します。

参照する変数名はMSYSTEMという名前
指定する値はMINGW64MINGW32を設定

cmder4.jpg

環境変数の設定方法はこちらのサイトをご参照!
http://next.matrix.jp/config-path-win7.html

4. 設定完了

cmderを起動して、ウィンドウの右下の+を押下すると呼び出せるリストが表示されるので
そこからmsys2設定時につけた名前を押下すると起動します。

cmder6.jpg

完了後やっておくと良いこと

冒頭の参考サイトにも記載されていたのですが、
pacman -Syuというコマンドを流しておくと良いらしい。
これはmsys2側で実行しておきましょう。

パッケージ管理のコマンドらしく、最新状態に更新しておくということですかね。
詳しくはこちら・・・w
http://dev.classmethod.jp/cloud/aws/package-management-use-pacman/

あとがき

これまた冒頭に記載しましたが、私もまだ導入しただけで実際に使ってないので
はっきりとこの環境のメリット・デメリットは把握してませんw
今後少しずつ細かく調べていって記事にしていく予定ですー

ぜひ使ってみた感想や実際に使っている人は色々とお教えいただけますと幸いです!

駄文失礼いたしました。

11
14
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
11
14