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Microsoft Flowを使ってGoogleカレンダーとOutlookのスケジュールを統合する

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仕事の予定とプライベートの予定は会社員であれば、排他的なことが多いのですが時に互いのスケジュールを考慮して計画したい時も発生します。違うメーラーを使っている場合は見比べながらやらないといけません。その際に統合して見れるとかなり便利です。今回は仕事でOutlook、プライベートでGoogleを使っているケースでどのようにやるのかMicrosoft Flowで実現してみたいと思います。

フローの作成

 

Microsoft Flow上のフローはいたってシンプルです。Googleのカレンダーにイベントが追加されれば、Outlookのスケジュールにイベント登録されるという流れです。

 

スクリーンショット 2017-03-05 19.10.46.png

 

Googleの設定のほうはコピーさせたいカレンダーIDを指定するだけです。Googleカレンダーの下記の場所にあり、このカレンダーIDが選択欄として表示されます。

 

スクリーンショット 2017-03-05 19.13.03.jpg

 

スクリーンショット 2017-03-05 19.24.44.jpg

 

Outlookのほうの設定はGoogleカレンダーから取得できるイベントの項目をOutlookのどこの項目に設定するのかを決めます。Outlookのスケジュールが他人からは見えないようにするには、今回の目的用に新しいカレンダーを作成します。(「自分の予定表」の右に"+"があるのでそこから新規作成できます。)

 

今回は「プライベート予定」を作成

 

スクリーンショット 2017-03-05 19.32.33.png

 

そして、この予定表に対して、Googleカレンダーの各項目をマッピングさせます。

 

スクリーンショット 2017-03-05 20.32.19.png

 

スクリーンショット 2017-03-05 20.31.37.png

 

私の場合は開始時間・終了時間とその内容が確認できればOKなのでこんな感じです。

フローの実行

 

まず、Googleに予定を登録します。

 

スクリーンショット 2017-03-05 20.50.55.png

 

登録がされたのをトリガーにMicrosoft Flowが走り始めます。

 

スクリーンショット 2017-03-05 21.18.14.png

 

実行結果を見ると、該当のスケジュールがトリガーになっているのがわかります。

 

スクリーンショット 2017-03-05 21.20.53.jpg

 

次にOutLook側の実行結果を見ると、Google側の登録結果が引き継がれているのがわかります。

 

スクリーンショット 2017-03-05 21.21.07.png

 

Outlook側のスケジュールを見ると、もちろんその内容が反映されています。

 

スクリーンショット 2017-03-05 21.23.52.png

 

まとめ

 

幸か不幸か、我々は環境に「慣れて」しまいます。つまり、他人から見て無駄な作業でも本人が気づかないことがたくさんあります。これまで幾つかサービスを作成しましたが、情報を見る場所は1つに集約されているのが効率がよいですね。

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