Camundaは軽量でディベロッパーフレンドリーなオープンソースのBPMエンジンです。
Camundaは、一般ユーザーが使うことの最も多い「タスクリスト」、管理者的なユーザーが使う「Admin」「Cockpit」の3つの画面で構成されています。
そのうちの「タスクリスト」の日本語化ファイルを作ってプルリクを投げたら、先ほどマージしてもらえたので、日本語化の手順を共有しておきます。
(Camunda自体のインストール方法などは、こちら。ダウンロードして解凍するだけです。)
日本語化の手順
(インストールとサーバの起動は終わっていることを前提とします。)
{{CAMUNDA_FILE_NAME}}/server/{{TOMCAT_NAME}}/webapps/camunda/app/tasklist/locales/
直下に ja.json を置く。{{CAMUNDA_FILE_NAME}}/server/{{TOMCAT_NAME}}/camunda/app/tasklist/scripts/config.js
のvar camTasklistConf = {
の直下に、下記のように"locales": {
から始まる4行を追記する。
var camTasklistConf = {
"locales": {
"availableLocales": ["en", "ja"],
"fallbackLocale": "ja"
},
(以下略)
※ サーバの再起動は不要です。
※ {{CAMUNDA_FILE_NAME}}
と{{TOMCAT_NAME}}
はインストールしたバージョンに応じて適宜読み替えて下さい。
(例)
CAMUNDA_FILE_NAME = camunda-bpm-tomcat-7.5.0-alpha4
TOMCAT_NAME = apache-tomcat-8.0.24
設定の意味
availableLocales
で設定されている言語のうち、ブラウザのデフォルト設定になっている言語があれば、その言語を反映します。
ブラウザのデフォルト設定になっている言語がない場合は、fallbackLocale
で設定されている言語が反映されます。
動作確認
上手くいっていると、下記のようにナビゲーションやメニュー項目等が日本語化されるはずです。